まだ去年の釣行記も書き終わってませんが今年の記事を…


釣行日は202477日。

 

この時期、仕事が繁忙期なので週休一日の一ヶ月間である。

 

定時に帰れるときは日が長いので夕マヅメを撃てることもあるが、

 

平日は深夜に中下流域に通う日々が続いていた。






魚の反応はすこぶる良く、5月中旬から釣れ始め、40本中90アップ1本を含むランカーサイズ7本と過去最高釣果か?


釣れる魚釣れる魚パンパンに太ってて、どれも6キロクラス。

 

6月下旬まで釣れ続くが、長雨とともにパターン消失したのできっぱり切り替えて清流域の釣りへ。

 

この日を合わせて阿賀上流へは4回、他エリアへ2回釣行した。

 

感覚としては阿賀上流に魚が濃そうだが、ベイトがやや少ない印象。

 

シーズン初期。

 

エントリールートの確保、地形の変化、ベイトの有無、ボイルの有無を調べることに時間を費やす。

 

この日は午前8時頃から爆風になり風表は釣りにならなそうな予感。

 

幸い川に対して垂直に風が吹くため片岸は釣りができると予想していた。

 

水色、水位は理想的で、できれば風が吹く前の朝マヅメに一本獲りたい。

 

朝以降は釣りにならなそうな岸を三ヶ所ほどランガンする予定でポイントに向かう。

 

移動時間が多く掛かってしまうので急いでエントリー。

 

一ヶ所目は比較的小場所。

 

やはり非常に出そうな流れではあった…

 

が、反応無く移動。

 

二ヶ所目、駐車ポイントで支度をしてエントリールートを歩いていくと奥に軽トラが…

 

アングラーではないけど邪魔になると悪いので移動…

 

ここで悪い癖が発動してしまい今まで入ったことのないポイントを見て回ること数か所。

 

そして朝マヅメも終わり、ここから完全に地形調査へ。

 

ダムの放水も落ちてきて川もみるみる減水。

 

地形調査日和に…

 

大きな変化は無かったが、昨年の渇水の影響か良い地形になったところもあれば悪くなったところも。

 

かなり細かいところまで見て回ることができ、満足。

 

ここで一気に50km移動して別の川に行くことに。

 

こちらも水位、水色ともに素晴らしかったが魚は出ず…

 

夕マヅメにどこに入ろうか非常に悩んだが、阿賀上流に戻ることに。

 

しかし、阿賀上流を通り過ぎて都市型河川中流域に寄り道(笑)

 

そして異常無し。

 

17時頃

 

阿賀上流のポイントに到着し駐車場でフック交換等を済ませる。

 

時合いはおそらく19時半以降。

 

かなり長距離川の中を歩いてエントリーしないといけないポイントなので、ネットで水位チェックを10分おきに入念にする。

 

朝よりも25cmの増水。

 

入れるギリギリの水位。

 

一時間以上水位の変動がないので用心しながらエントリーすることに。

 

時合いまで時間があるので道中の変化を丁寧に撃っていく。

 

低気圧ローライトでいかにも釣れそうだが、ことごとく出ない。

 

これぞ阿賀上流…

 

狙いの立ち位置に到着。

 

チャラ瀬からの開き。

 

複雑な流れが無いので攻めやすく、お気に入りのポイント。

 

一見平坦に見える地形だが、対岸寄りの流心と立ち位置側のブレイクに時合いになると魚が定位していることが多い。

 

いつもは開きで出るがこの水位だとチャラ瀬の中にも入ってきそう。

 

何種類かルアーチェンジをしながら捨てキャストをして流す感覚を掴んでおく。

 

予想の時合いの15分前に一旦岸に上がり捕食音を待つ。

 

腰を下ろし殺気と気配を極限まで消しつつ、川面の音に全神経を集中する。

 

180度、捕食音を聞き逃さないようにひたすら視線を右へ左へ。

 

このポイントにスズキが入ってくるとするならばそれなりの数の群れで入ってくる印象なので広範囲のボイルを予想していたのだが…

 

予想の時間になってもボイルは出ない。

 

外したか…

 

もう少し粘る。

 

キャストはしない。

 

………

 

「パンッ!」

 

明確な水柱が立ち位置より上流50mで上がった!

 

小走りで上流へ上る。

 

薄暗くて正確な位置まではわからなかったのでボイルしたであろうピンのやや下流に立ち、アップでキャストする。

 

カゲロウ、125スリム、K2Rと実績ルアーを入れるも反応無し。

 

コースを散らして探っていると、立ち位置よりやや下流で水面が「モワン」と盛り上がった。

 

そこにいたか…

 

更に下流側に移動して狙い撃つ。

 

一撃で食わせようとスネコン90を選択。

 

キャスト…

 

何も無し…

 

一通りいろんなものを投げ、最後の仕上げにリビングデッドを投げるも、反応無し。

 

正直ここまでで諦めていたが、「目立たせた方がいいかな?」と思い、ストリームデーモン160をキャストした。

 

一投目、アップにキャストしてスローリトリーブ。

 

二投目、アップにキャストしてラインテンションが掛からないようにノーテンションでダダ流し、たまにワンアクション。

 

3投目、アップクロスにキャストしてルアー、ラインに水を当てながら巻き流し。

 

クロスからダウンクロスになるターンの瞬間…

 

ゴンッ!

 

全く集中していなかったが体が反応して合わせを入れることができた。

 

すんなり寄ってくるので60cmクラスかと思いながらファイトする。

 

河原にずり上げようとするも岸際で粘り、なかなか上げることができない…

 

じわじわ寄せてずり上げ。



 

思ったより全然デカい。

 


写真を撮った後にさっとメジャーを当てると80cm前半。

 

シーズン1本目、良型でスタートすることができた。

 

増水が心配なので2匹目を追わずに急いで川を後にした。



 

 

スタッカート810

19セルテート4000CXH

アップグレードX8 1.0

耐摩耗ショックリーダー25lb

ストリームデーモン160