「下町ロケット」読みました。
珍しく保険会社の方から
この本は読んだ方がいいと言われ読んでみることに
かなり最初は気が進まなかったけど
読んでみたら
大田区にある中小企業が
特許権に関する訴訟に巻き込まれる部分が6割
買収のされそうになる部分が2割
ロケット打ち上げに向かう部分1割
という感じの内容である
人のとり方にも
いろいろあるだろうが
基本的には
宇宙科学開発機構に所属しているエンジン開発責任者が
打ち上げに失敗し、責任を取らされ退職
退職後、実家の工場の後を継ぎ
その後もエンジン関連の開発、販売していたが
一部上場企業に特許権侵害で訴えられる。
その後、裁判を通じて
いろいろな方向へ発展し
ロケット打ち上げ関連の仕事を受注する流れである。
いわゆる知的財産権の侵害に関するスキームが
細かく表現されていてかなりの研究、調査をして
作品が作られたと考えられる
さすが第145回直木賞受賞作品
少し気になるキーワードを拾っていくと
大企業が裁判をすれば「あの会社が訴えるくらいだからお
その会社はよほどあくどいんだろう」と思う
「うちは悪くない」と主張したところで信用してもらえない。
「特許を生み出した研究開発能力、技術そのものは素晴らしいですよ
それと特許の良し悪しは別問題なんです」
優先権主張出願
一度出願した特許に、技術情報を追加して補足すること
特許権の侵害→訴訟
→弁護士探し(知財に詳しくないと意味がない)
→正しくても裁判はしなければ敗訴
→実際の裁判
→悪い企業とレッテルが貼られ売り上げが下降
→中小企業は体力がない
→和解案→和解金額の妥当性
この辺りの流れがすごく細かく語られている。
また、実際の例でも9月1日に
Googleがアンドロイド」を特許関連訴訟から守ることを
目的としてモトローラを買収している
また、私のところにも
海外の有名企業から
日本のアプリ開発の会社が訴えられている情報も入ってきている
Ipadやアンドロイド向けアプリが
日本の中小企業でも気軽に
販売できるようになった分
全世界の企業が保有する
知的財産権のチェックが必須となってきている
これが、特許なのか商標なのか文章などの著作権なのか?
これらをチェックし続けるのは
中小企業には事実上不可能である。
ただひとつ言えることは
こんなことも保険でカバーできる可能性もある
気になる人はこちらまで
www.proat.jp/itbg