前回「お腹が硬くなると、本当に首肩がおかしくなります。」と書きました。デスクワークで首肩コリや腰痛になる方は多いと思いますが、その原因はお腹のコリです。
「は!?」と言う声が聞こえてきそうですが大きく分けて
●みぞおちがコリ過ぎると首肩コリ。
●オヘソより下がコリ過ぎると腰痛(膝の痛み)
につながります。
デスクワークに限った事ではありませんが、慢性症状が回復、改善しない場合、生活習慣を見直す事も大事になってきます。
・普段の生活の中で多い姿勢、体勢はなにか?
デスクワークのカラダの弊害は、座り続ける事で、股関節を曲げ続け、猫背になっている事です。股関節を曲げ続ける事で、下腹部、脚の付け根の筋肉は収縮し続けます。そして、猫背の時背中が丸まっている反対側のみぞおちは曲げ続けているので、やはり収縮します。
いざ立ち上がろうとした時に「カラダが伸びない!」という経験は誰でもあると思いますが、伸びない原因は股関節やみぞおちの筋肉が曲げ続けていたことで、柔軟性を失ったからです。
筋肉の柔軟性の低下=コリ!! です。
お腹の筋肉は腹筋、腸腰筋がありますが、この筋肉がコルと体幹の安定性が失われます。
(太もも、お尻の筋肉もかかわります。)脚や、腕(四肢)を動かす時に体幹がしっかりしていないと、体の上下がバランスよく動けません。体幹がしっかりしていなければ、カラダを支えられない負担が腰や首肩に影響するので、慢性症状においては、症状が出ている所は異常を教えていると言えます。
お腹のコリは腰痛、首肩コリに繋がります。
痛い、おもだるい=悪い ではありません。
大事なのは、ほぐして、動きを取り戻す事です。柔軟性の回復です。股関節、骨盤周りや、お腹をほぐすと必ず変化があります。
興味のある方はHPもご覧ください。