「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録に韓国などが反対している問題で、韓国が投票権を持つ国に渡した反対を要請する文書をANNが独自に入手しました。

 (大野公二記者報告)
 今回、入手した韓国側の文書は英語で書かれていて、投票権を持つ21カ国のうち17カ国に先月渡されたものです。
そこにはまず、日本が申請しているうちの7施設で、約5万8000人の韓国人が強制労働させられたことが紹介されています。
さらに、「この場所で、多くの韓国人が愛する家族のもとに戻ることができずに命を失いました。
強制労働と人権蹂躙(じゅうりん)の現場がまるで何事もなかったかのように世界遺産に登録されれば、まだ生存している被害者らが再び苦痛を受ける悲劇になります」などと書かれています。そして、文章の最後は「正義が実現できるように韓国への支持を要請します」と結ばれています。

 一方、日本政府の内部文書によりますと、これまで投票権を持つ国のうち、日本の支持を表明しているのは12カ国にとどまり、登録決定に必要な3分の2の支持に届いていないことが明らかになっています。
投票国との交渉に関わる韓国政府関係者は「すでに12カ国が日本を支持したというのも疑問だ。
投票国の間には『韓国の主張の仕方のほうが合理的だ』という声が広がっている」と話しています。

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ウ~、 確かに騒ぎ立てる技は韓国が勝ってるようですね ・・・・。