GW後半、断捨離とまでは行きませんが大掃除を決行したら、疲れが出てダウンしてしまいました
何事もほどほどが大切ですね
さて。
この週末に、結婚式・披露宴に出席される予定の方からこんな声を聞きました。
スピーチを頼まれているんだけど、人前で話すのは苦手で…
どうしたらうまく話せるかなぁ?
一般的に、普段の生活の中で、大勢の人の前で話すことはほとんどありませんよね。
※学校の先生や講師は別です
年齢を重ねるとともに大勢の人の前で話す機会は増えてきますが、だからと言ってそれに慣れるのは大変なこと
ということで、以前、“スピーチ”のポイントをご紹介しましたが、今回は“人前であがらずに話すコツ”をご紹介します
“あがらずに話すコツ”は5つあります。
まず1つ目
事前準備には家族や友人の手を借りる
人前であがる人は、不安感を強く持っています。
それは、他人からどう見られるだろうか…という、“周囲からの評価”を人一倍気にしているからと言われています。
ですが、周囲からの評価、周りの目ばかり気にしていると、気持ちが集中できず、伝えたいことをうまく言葉に表すことができません
ですので、いきなりスピーチの場に立つのではなく、事前に自分の伝えたいことを書き出して、家族や友人に聞いてもらう“予行演習”をしましょう
ポイントは、1人ブツブツ呟いて練習するのではなく、誰かに聞いてもらうこと
誰かに1度聞いてもらうことで、それが“初めてのスピーチ”ではなくなりますので、緊張も緩和されます。
また、スピーチ内容も客観的にチェックしてもらえますよ。
2つ目
スピーチの冒頭部分を完全に覚えてしまう
あがってしまう人は、不安と緊張から冒頭部分でとちってしまい、それに輪をかけてますますうまく話せなくなってしまうことがほとんどです
ですので、冒頭部分30秒くらいの内容は、完全に覚えてしまって話すことがオススメです
はじめ良ければ終わり良し
最初がうまくできたら、案外すらすらと言葉が出てくるものですよ。
3つ目。
スピーチ前に手先の運動をする
人は緊張すると固まります
そして、意識は頭に集中して、頭に血が上るわ汗が出るわ…
そんな状態では、せっかく準備したスピーチの内容もすっ飛んでしまいますので、まずは緊張をほぐすことが大切です
緊張すると、手足の先をキュッと縮めてしまいがちですので、まずはそこを動かすことがポイント
5~10分、肩の力を抜いて、手先を動かして血を巡らせるように心がけましょう。
手先を動かすことに集中することで、頭に上っていた血も下がり、緊張が少しほぐれますよ。
4つ目。
“私は大丈夫”とつぶやく
いわゆるおまじない方式です。
不安であれば、自分に言い聞かせるつもりで、何度でもつぶやきましょう
これと同時に私が良くやるのは、手鏡で自分の顔を見る…ということ。
人は、普段鏡を見るときは真顔かまたは笑顔がほとんどです。
無意識にそうした表情を作ってしまうのです。
それを逆手に取って、あえて緊張でこわばった顔を見る…そうすると、無意識に真顔か笑顔に戻そうと気持ちが働きます。
それが緊張感をほぐすことにつながるんですね
そして最後の5つ目。
役者やエンターテイナーになったつもりでなりきる
あがる人は、自分への意識が高い人でもあります。
ですから他人の目や評価が気になるのです。
ですので、いっそのこと役者やエンターテイナーになったつもりでスピーチをしましょう
ポイントは、なりきって演じきること
あなたがする今回のスピーチは、今回限りのものです。
別の場所でもう一度披露する必要はなく、また誰かと比べられたりすることはありません。
“たった1回のスピーチ”
それを自分で演出する気持ちが持てれば、鬼に金棒です
いかがでしょうか?
そんなのわかってる
という声が聞こえてきそうですが、そういう人ほど、この5つのコツを試さずにいらっしゃることが多いんですよね…笑
騙されたと思って、お試しくださいませ
スピーチというのは、その瞬間、その場にいらっしゃる方と共有することであって、それ以降の連続性はありません。
つまり、スピーチによって、あなたの明日からの生活が変化することなんてないのです。
※大失言した場合や、これがプレゼンの場合は問題ありますが
ですので、他人の評価を気にしてあがらなくても大丈夫です。
うまく話そう、盛り上げようとしなくて大丈夫です。
あなたはあなたのままで大丈夫なんですよ
そんなありのままのあなたにスピーチをお願いしたのですからね
スピーチを頼まれた皆さま、がんばってくださいね
皆さん、一緒に“はんなり美女”を目指しましょう