先日、大阪のルクア1100に立ち寄ったときのことです。
何気なく店内を見ていて、ふとハーブティーの期間限定ショップを見つけました。
掲げてあるポスターには、
南阿蘇の美しい大地で、農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を生かしたハーブ作り…
などの文言。
という、ハーブティー専門のお店です。
以前お土産にと友人からもらったハーブティーであったこと、そして何より、ポスターに書かれていた、
南阿蘇
という言葉に引き寄せられました。
地震で大変な思いをされている熊本の皆さま…
“阿蘇”という地名は、今、最も目に留まるところですよね…
立ち止まって品物を見ていると、販売スタッフの皆さんは、とても素敵な笑顔で、いろんなハーブティーのお試しなどもさせてくださいました。
友人からもらったハーブティーがとても美味しいものだった記憶があるので、すっかり購入モード。
今回は、ローズヒップやレモングラス、ハイビスカスなどがブレンドされた、“レディースリズム”を購入いたしました
そのお会計のときのこと。
販売スタッフの方に、“南阿蘇も、先日の地震で大変だったのではないですか？”とお声がけしてみました。
すると、“私たちは現地のものではないのですが、かなり大変だったようで、ネット通販も今はストップしているんです…”とのお答え
ルクア1100ではGWあたりまでの出店らしく、それをお聞きして、“微力にもならないかもしれませんが、熊本の復興や経済活性化につながるように、友人にもこちらの期間限定ショップのことやネット通販のことをご紹介しておきますね”とお伝えしたところ、
ありがとうございます！
私どもではまだ震災復興につなげた動きをしていないのですが、こんな風にお声をかけてくださるお客様がいらっしゃったことを、社長に申しつたえます！
とても嬉しいお言葉です！
というお声をいただきました
どんなことにも当てはまりますが、作り手の思いやこだわりを伝えること、そして消費者からの声に耳を傾けることは、どちらもとても大切なことです
ですが、作り手は作ること専門となり、売り手は売ることに専門になってしまうのが企業。
そのため、消費者のダイレクトな声はなかなか伝わりにくいこともあります
そんなときに大切になるのが、企業の一員として、会社をより良くするための情報共有です。
消費者がポロっとつぶやいた一言も、聞いた人によって捉え方は異なり、そして活かし方も異なります。
つまり、企業の一員として自分1人の中に留めず、会社全体にその声を伝えようとすることは、その会社の企業力をパワーをアップさせることにつながるのです
どんな立場の社員も、その企業にとって大切な大切な存在
そのことを自分で理解して、与えられる仕事に誇りを持っている人は、やはり受け応えも素晴らしいものとなります
今回の販売スタッフの方の受け応えは、とても気持ちよく、これからも応援したい気持ちとなりました
こうした何気ないやりとりも、コミュニケーションの勉強になりますね
皆さんもぜひ、何気ないやりとりの中で、キラリと光るものを見つけてみてください
皆さん、一緒に“はんなり美女”を目指しましょう