うちの長男は毎日コンピューターの前である。
彼がPC関係にオタクなのは知っている。しかし、近所のカレッジへ行く事が決まり、
時間があるゆえに毎日座ったまんまである。
その上、彼は時々PCに話しかけている。
とても不気味だと思ってたら、それはPCで友達と話していたらしい。
「誰としゃべってんのよ?」と聞くと、
「ジョンとニノと。」と言うのだが、彼らの家は歩いて3分ぐらいの場所である。
だったら、会いに行けばいいのにと思うのだが、PCでゲームしながら話しているのである。
ジョンのママと話してたら、彼の家に息子が行ったときは二人で黙々とPCで別々にゲームしているらしい。
たまにPCを覗くとヒゲだらけのおっさんと話している。誰?と聞くと
「友達。」と答える。どう見てもおっさんである。

「すごい不気味なんだよね。」と会社の中国系の同僚に話してたら、
「それ、うちの息子もよ。」と彼女が言う。
「ここだけじゃないのよ、香港でもよ~~~~。」「インドもよ。」と他の同僚が叫ぶ。
ってことは世界中か?

私たち、オタクな息子を持つ母親は密かに息子が将来はステイーヴジョブズになることを夢見ていると思う。
少なくとも息子は特別なんじゃないかと期待する。
でも、きっとこういう奴はどこにでもいる時代なんだよね。
今なんて2歳でもパソコン触ってるんだもんね。

お願い、神様。
彼が普通に大学へ行って、普通に大人になれますように。
このままニートな生活で終わりませんように。

ニート化しつつある息子。
あまりの不安でついつい彼のPCはリビングに移された。彼は素直なので気にしていない。
相変わらずマイペースである。
ダンナはもっと息子に外に行って欲しいと思っているのだろうが、
ただただリビングには息子のウルサい会話が聞こえるだけであった。