【昨日の続きです】

先日の入試当日は体調が思わしくなく、休み時間ごとにトイレで水のような下痢をしていました(お食事中の方、ごめんなさい)。
それでも試験中はお腹もおとなしくしていてくれたので、試験はちゃんと受けることができました。

試験終了後、宿に戻り、気分が悪かったので8時過ぎには寝ました。

これまでの受験の遠征では試験が終わったらすぐに帰っていたのですが、今回は取れた切符が試験翌日の切符だったために、もう一日余分に泊まることになっていました。このとき初めて、その偶然により、試験のあとゆっくり休むことができることとなった運命に感謝しました。


……翌朝はよく寝たせいか、だいふ気分も良くなっていました。

昼過ぎまで、チェックアウトを延長して、風呂に入ったり、20年以上前のドラマの再放送(最新のものより、昔のものの方が興味が持てます)を見たりしてゆっくり過ごしました。

やがて夕方になると北斗星に乗るべく、駅へ向かいました。

駅では入線する北斗星を撮影するつもりだったのですが、あまりの人混みにそれを断念せざるを得ませんでした。

食堂車の夕食にありつけなかったときに備えて駅弁を購入して、見送りの人間の壁を迂回するようにして列車に近づき、ホームで写真を撮っている人達の視線を少し感じてちょっぴり優越感に浸りながら(←自意識過剰だ)乗り込んで、自分の席に荷物を置くと、あっという間に発車時刻となりました。
デッキから後ろへ流れて行くホームを眺め終えて席に戻ると、さっき荷物を置いたときには誰もいなかった同じボックスの他の寝台の主が、既に席に落ち着いていました。

【次回に続きます】