ブログネタ：【ブログネタ投稿キャンペーン】血液型と性格って関係あると思う？ 参加中関係ないと思います。
人の性格の分類がたった４通りというのにまず、いい加減さを感じます。また血液型占いの記述は誰にでも当てはまる、あいまいで一般的な性格をあらわす表現が用いられ「あ～、そうかも」なんて思えるものが多いのです（これを「バーナム効果」と言います）。
たしかに、これぞX型の申し子、と呼ばれそうな世間が持っているその血液型のイメージを凝縮したような人もいますけど、ごくごく稀なケースです。むしろ全然当てはまらない人の方が多いように感じています（ちなみに私の血液型を言い当てられることは滅多にありません）。
そもそも血液型が性格に関係あるか、関係ないかの議論は随分前からありましたが、統計学的、医学的には因果関係は認められないという結論が既に出ているのです。
だいたい、血液型占いが市民権を得ている国は日本の他は韓国くらいです。
にもかかわらず、いつまでもこの議論を続けていて、果ては「隠れ血液型占い」なんてものまで出てくるというのは（血液型以外の方法で人をA型とかB型とかに分けている時点で、これはもはや血液型占いではなくなってしまっていると同時に、血液型占いは当たらないと言っているようなものです）、日本人には血液型占いを信じたい人が多いのかもしれませんね。
私は基本的に占いのたぐいは特別、好きでも嫌いでもありません（それで人から法外な金品を巻き上げるのは別ですが）。それが心の支えになる人がいるならそれで良いですし、むしろファンタジーみたいで夢があって楽しいとも思えます。
でも、血液型占いは割と嫌いなんですよね。
なぜなら疑似科学の域を出ていないにもかかわらず、まるで科学的に証明されているがごとく日本の社会で大手を振ってまかり通っているからです。
そして血液型占いに基づいて人に先入観を持ったり、ひどくなると血液型で人を差別したりするわけです。また「俺って○○な性格なんだけど、これは血液型がX型だからしょうがないんだよね」と、自分の短所を自覚していてもそれを改めるのではなく、血液型を免罪符として利用し自分の可能性を狭める人にも感心しません（こういう人は自己暗示にかかっているのだと思うんですけどね。こうして血液型占い通りの性格の人間が増えるようにも思います）。
そういえば、何年か前に某M元復興大臣が「私はB型だから短絡的なところがあって…」という趣旨の発言をしていましたね。これは「今朝の占いコーナーに『あなたは心にもない発言をしてしまい周囲から誤解されてしまうことがあります』とありました。だから、これは誤解です」と言うのと同じレベルの発言ですよ。大臣が釈明する真面目な場面で占いの話を持ち出すのはいかがなものでしょう。
人の性格は先天的な要素だけで決まるものではありません。
偏見をつくり出す血液型占いは、早く廃れてしまってほしいものです（でも、今度は別の占いが血液型占いと同じようなポジションにおさまりそうな気もしますが）。
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体調…○（概ね良好）
精神状態…△（昨日よりはマシ）
オナ禁・エロ禁…20日目
今日の投入兵器…紀文無調整豆乳、小林製薬ノコギリヤシ