１◆蒟蒻畑訴訟に思うこと

こんにゃくゼリーを喉に詰まらせて死んだ子供の両親が、蒟蒻畑には製品として欠陥がある、と裁判をおこしていましたが、先日原告の訴えを退ける判決が下りましたね。
このニュースを聞いて思うんですが、この子供の両親の過失は刑事責任に問われないんでしょうか？小さな子供に与えるな、とあんなにでかく書いてあるのにそれを無視し（字が読めないんですかね）、きざむとかせずにそのまま与えて、その上、目を離していたそうです。これは明らかに親が、本来払われるべき小さな子供への配慮や注意を怠ったことにより子供を死に至らしめたと言えます。法律には疎いからよくわかりませんが、両親は業務上過失致死罪か何かで訴追を受けて然るべきかもしれません。

日本中で、どれだけ蒟蒻畑を食べられているかはわかりませんが、仮に年間一千万人の人が食べていると仮定しましょう。その中で、不注意で子供の喉に詰まらせるのが一人とすると、残りの9,999,999人は蒟蒻畑を「正しく」食べていることになります。誤った食べ方をするのはパーセンテージにすると実に、わずか0.0000001%の人間ということになりますが、そういった人達のために販売をやめよ、というのは非常に乱暴な考えだと思います。多数のために少数を犠牲にするという考えが、必ずしも正しいとは思いませんけど、蒟蒻畑の場合は常識的な注意で防げる上に、（比べる対象が間違っているかもしれませんが）数値的には自動車の交通事故よりもはるかに低い事故発生率だと思います。車は危険だから、日本では車を通行禁止にせよ、とか言う人はいないですよね（社会における重要性が違いすぎる、とか言われるかもしれませけど）。

子供を失ってやり場のない悲しみがあるにせよ、自分の責任をマンナンライフになすり付ける行為はモンスターペアレントと言えると思います。
あるいは、他の親に同じ思いをさせたくない、という気持ちからの行動ならば、「蒟蒻畑を正しく食べる会」とか「小さな子供に蒟蒻畑を与えないことを徹底しようの会」とかを設立して、誤った与え方をしないように呼びかけたりする方が正しいと思います。
何でもかんでも規制ありきでは世の中ひどくつまらないものになるように思います。

何年かしたら、きっとボーフラかハエみたく、また似たようなのがわいてきそうな気がします。なんだかマンナンライフが気の毒に思います。
そのうち、餅は食べ物として欠陥がある、日本は正月に餅を食べる文化を廃止すべきだ、なんてことにならないように祈りたいです。


今夜の天気:（晴れ）
体調：△（お腹の具合はあまり良くない）
精神状態：○（割と安定）
【夢精から１日目】
オナ禁：○（54日目）
エロ禁：○（７日目）

夢精から一夜明けました。
寝起きの悪いのは相変わらずですな。