さて、このジョジョの奇妙な冒険のセリフをタイトルにしたい、と云うだけで始めたネタ記事で御座いまして、500円を払って、ヱビスビール記念館のガイドツアーに参加してみたわけで御座いますが、最初にツアー専用のサロンに通されたので御座います。
このサロンで御座いますが、だだっ広い部屋の3方向にソファーが一列に並べられているだけの部屋で、壁には恵比寿様の置物が沢山飾られているだけなので御座いました。
サロンと云うから、グランドピアノとかが置いてあって、クリスタルのシャンデリアが飾ってあって、部屋の中央に女神像とか飾ってあるものと想像していただけに、
・・・なにコレ。
って感じでは御座いましたが、これから秘密のエリアに行くのでは?などと期待を膨らませていたので御座います。
横浜の生麦にあるキリンビールのビール工場ツアーは工場内を延々と歩かされるので、ヱビスビール記念館も、ツアーガイド専用エリアにいくのだろうと期待値も高まっていったので御座います。
ほどなく、ガイドツアーの案内の方も、じっくり説明して回れば、6時間くらいはかかると云っていましたので、これはもうヱビスガーデンプレイスの屋上から、地下の配電室辺りまでくまなくまわるのであろうと、ワクワク感もMAX状態になったので御座います。
しかし、実際はサロンの裏手にある極わずかの展示スペースをまわっただけで御座いました。
しかも、展示してあるのは、明治時代のヱビスビールの空き瓶とか、枝豆の食品サンプルとか、看板とか・・・。
まあ、それを丁寧に、親切に、とても解りやすくガイドさんが爽快に説明してくれるので御座いました。
もう、おうちに帰りたくなってきた。
それこそ、 
酒!飲まずにはいられない!!!
このフレーズがピッタリくる感じだったので御座います。
それでも、昔は恵比寿(地名)は、下渋谷と呼ばれていて、そこは野原しかなく、そこにポツンと工場を建てて、ヱビスビールを製造していたこと。
製造したビールは、最初馬車で運んでいたが、追い付かなくなったので、貨物の線路を引いて、鉄道で運び出しをするようになり、そこに人も住むようになった為、普通の駅にしちゃったこと。
それが、今の山手線で、普通は地名が元で社名とか商品名を付けるのに、ヱビスだけは逆で、商品名が地名になった唯一の例であるなど、勉強になる事も沢山御座いましたよ。
この世の中に無駄なものはひとつもありません。無駄にする事は出来ますけれども、全ての事を自分で受け止めて、自分の成長のための栄養にすることができます。
渡辺和子さんの名言で御座います。明治時代のビールの空き瓶は、ムダだと思うのだけど・・・。