相続が発生した際に、金融機関などに相続手続のため被相続人の出生から死亡までの戸籍などを提出することが一般的ですが、これに代わって法務局作成の「法定相続情報一覧図」を提出することもあります。

 で、法務局に、法定相続情報一覧図交付の申請をしたところ、被相続人の名前が「変体仮名」なので修正してほしい、との連絡をいただきました。

 うん。戸籍上は変体仮名だとはわかっていたんですけどね。エクセルで出てこないから。。。

 変体仮名というのは、普通に広く使用されるものとは異なった字体のひらがなで、明治33年の小学校令施行規則により学校教育には使用されなくなったようですが、昭和23年の戸籍法施行までは名前に使用できたそうで、昭和23年以前に出生された方だと名前に使用している場合がたまにあります。

 ということで、色々調べて、「IPAmj明朝」とやらのフォントをダウンロードして、やっとエクセル上で入力することが出来ました。

 ちなみに、変体仮名は9万字程度のバリエーションがあり、デザインの差を整理しても、380字程度はあるそうです。