◎⑤エアラフォン (池江寿厩舎・福永騎手)
前走の関屋記念3万5740円万券の他にも1万4850円的中等々、多数の的中をお届けしている当社ドル箱馬。前回は初の重賞挑戦で惜しい②着。「前回は輸送があったのに12キロ増と大幅プラス体重。やはり少し太かったし、輸送して1泊する競馬が初めてだったので、気持ち的にのんびりしすぎたのかもしれない。いつもより行きっぷりもひと息だったからね」と振り返るテキ。とはいえ、初重賞挑戦で断トツの最速上がりを駆使。G3レベルなら明らか力上位だろう。『以前は体質が弱かったが、今は喰いも良く、攻めもビシビシやれ丈夫になった。今回は太めが残らないように調教を強化したし今度こそ決めたい』と力が入っている。

○⑧フィフスペトル (加藤征厩舎・横山典騎手)
前走後は放牧へ出され、8月半ばからは函館で調整。その函館に居る時も、テキが「デキが凄くイイ。これなら自信を持って次は乗せられる」と言っていたぐらい。9月2日に美浦へ戻り7日には最終追い切りを敢行したが『動きは長期休養明け後では一番と言えるもの。デキに関しては本当に申し分なし。前走で力に衰えが無い事も証明したし、この馬の完全復活はもう目前』とデキに自信満々の厩舎サイド。 前々走の京王杯SCは武豊の後ろにつけて直線は前が開かず脚を余す競馬だったが、当時の横山典は「開いていればまとめて交わすくらいの脚はあった。この馬はやっぱり走る」とかなり評価していたもの。鞍上得意の中山でもあり『今回は決める』と気合が入っているらしい。

▲⑦レインボーペガサス (鮫島厩舎・安藤勝騎手)
前走はイイ勝ち方をしたが、その前走後は毎日王冠を考えていた陣営だが、具合がイイ事と、メンバーを見て、ココを使う事に決めた。『斤量は大丈夫だし開幕週の馬場は悪くない。今回も上位争いになる』とテキ。『普段から重い助手が乗って、鞍着けて70キロぐらい背負っての稽古をこなしており、ハンデは気にしなくてもイイはず』と事情通。鞍上も『中山の方が乗り易い』といっており、再度チャンスは十分。