新たな挑戦、最後の挑戦 | 元駄菓子屋ゲーセン息子のレトロゲーム秘密基地

元駄菓子屋ゲーセン息子のレトロゲーム秘密基地

2022年12月、営業再開しました!
〒034-0011 青森県十和田市稲生町14-43

ご無沙汰しております。




レトロゲーム秘密基地は、この春で店を閉めることになると思います。
営業はGWいっぱいまでの予定です。

ここまでやってこれたのは店に来てくださるお客さんをはじめ、ブログ、ツイッター等を見て下さっている方々のおかげです。
いつも支えていただいていることに心から感謝しております。
 

思い返せば、このブログがスタートでした。

はじめは自宅の庭を更地にしてコンテナを使った店を考えたり、廃車になったバスを使ってゲーセンを作れないかと考えたこともありました。

 

幸い、市内にちょうどいい物件が見つかって始めたのが今の店でした。

 




2019年の4月にオープンして以来、地元のゲーム好きの人たちやSNSなどで少しずつ知ってくださる方が増えていき、同年末には2階をバーとしてオープン。

 

 


アーケード、コンシューマ問わずレトロゲーム好きの憩いの空間をつくることができました。

2年目に入りこれからという、店にとって大事な時間をコロナ禍につぶされる形になりました。
バーもできてゲーセンとの相乗効果で盛り上げられたらと思っていましたが、コロナ禍では営業形態が裏目に出てしまい運営費を圧迫することになりました。


それでもいつも店に通ってくれる常連さんや、ブログやツイートを見てくれている皆さんのおかげで、低空飛行ながらも楽しく続けてこれた事は本当に感謝しかありません。

去年の春の緊急事態宣言で休業したときには、耐え忍んだ先にまだ微かな希望を見ていたのですが、第2波、第3波と事態は悪化の一途で、もしコロナが終息した後の状況を考えても、店としてこのままでは未来が見えなくなりました。


このようになってしまった社会で「遊べるゲーセン」として地域に存在し続けるためには、店づくりを一からやり直す必要があるという考えに至りました。

現在の店は閉店しますが、存続を賭けた再出発を図りたいと考えております。

具体的には、広い場所に移転して以下を実現します。
・十分なスペースを取った安全に配慮した空間。
・筐体を増やしてラインナップを充実(18~20台)。
・BARを廃止してカフェスペースを併設、ゲーム関連ディスプレイを拡大。
・家賃、光熱費などのランニングコスト削減。


実は、今の場所から少し離れますが徒歩圏内に候補地を見つけてあります。
内見も済ませており、現在営業許可条件などの調査を進めています。


そこで、クラウドファンディングにも挑戦いたします。
存続を賭けた最後の挑戦になるかと思います。

まだ修正中の仮ページですが
↓↓↓
https://camp-fire.jp/projects/363523/preview?token=esi36pf8




リターンに見合うものかわかりませんが、心ばかりのお礼もご用意させていただきます。




ゲーセンというのは、楽しむ人がいてこその空間です。
せっかくできた地元のゲーム友達、SNS等でこの店を知ってくれたゲーム仲間たちと、ここで終わりにしたくはありません。


コロナのせいでいろんなことが駄目になりましたが、コロナによって見えてきたものもあります。

それを次の空間づくりに活かすことができればと思っております。


どんな結果になるかわかりませんが、これまでレトロゲーム秘密基地を支えていただいたこと、心からありがとうございました。


2021年1月
レトロゲーム秘密基地 店主
鳥居秀憲