飛翔鮫は、実家の駄菓子屋にも入荷しており、時々ブログに登場していますが、かなり思い入れがあります。
以前に稼動していたタイガーヘリがとても好きだったので、入荷したときはひと目で続編とわかり、テンションが上がったのを覚えています。
ルールがとてもシンプルで、ゼビウスのように地上物を撃ち分ける必要も無く、無心にショットを撃てるのが楽しかったです。
反面、敵の攻撃が激しく、確実に自機を狙ってくるので、油断しているとすぐに撃墜されてしまうところが、まるで本物の戦闘のようで、リアルな緊張感がありました。
緊急回避のボンバーが間に合わなくて、ボンバーを撃ったときには1機失うのがいつものパターンでした。
全体的な色使いが好きで、ミリタリー色の強い世界観は今見てもカッコイイです。
飛翔鮫は、家庭用ゲーム機への移植には恵まれなくて、ファミコンにもPCエンジンにもありません。
X68000に移植されていますが、いかにも「はい移植しました」的な愛の無いやっつけ移植で、とても楽しめる出来ではありませんでした。
数年前に基板を手に入れましたが、基板の寸法が大きいので、アストロシティでプレイしていましたが、今回やっとテーブル筐体に収まりました。
当時、他のゲーセンで役目を終えた飛翔鮫を、廃れかけた静かな店内のテーブル筐体でじっくり堪能することができたのは、自分にとっては幸せな時間でした。
四半世紀以上経った今、静かな店内で再びあの頃のような時間を過ごしているのは、とても不思議な気分です。