土用の丑 | 男性セラピストの『美脚職人』オーナー&職人達

男性セラピストの『美脚職人』オーナー&職人達

大阪ミナミ心斎橋にある男性セラピストサロンです。
健美の妨げとなる毒素や老廃物をデトックスすることで、健康美肌の美脚美人にします。個性豊かな男性アロマセラピストを揃え、女性特有の気虚や気滞(漢方用語)による、浮腫(むくみ)や冷えを根本的に解決のお手伝いします。

こんばんは。新屋です。

今日7/22は土用の丑の日でしたね。
土用の丑といえばうなぎですよね!
みなさんは食べられましたか?

ところで、土用の丑とはなんなのか...
みなさんはご存知でしょうか??

そもそも、うなぎが栄養価が高く夏バテに効くというのはなんと1000年ほど前から言われていたことのようで、万葉集にも歌があるほどです。

中国発の思想である五行説(漢方など東洋医学でよく使われる理論)では、
世の中の全ての事象は「木火土金水」の属性にあてはまるとされ

木-春
火-夏
金-秋
水-冬

と当てはめたところ、あら土がないじゃないということで昔の人は考えました。
「土はいつの季節にも均等にあるじゃないか」
そういうわけで、立夏、立秋、立冬、立春の直前期の約18日間を「土用」としたわけです。

丑の日とは暦に十二支を当てはめたもので、カレンダーによっては小さく(ひのえ うま)とか書いてありますよね。
「土用」の18日間で「丑」の日が土用の丑の日、というわけです。
なかでもとりわけ、暑い季節である立秋前の土用の丑の日は滋養のあるものを食べよう!という習慣があるんですね。

なぜうなぎなのか、ということについては諸説あるようですが


この起源として伝えられているのは、江戸時代の蘭学者である平賀源内が
知人の売れ行きサッパリのうなぎ屋を盛り立てるために、
「本日、土用の丑の日」
と書いて店先に張り紙をした所大繁盛をしたそうです。

丑の「う」と鰻の「う」が語呂が合ってよかったと、いうのも定着した理由のひとつだそうです。
地方によっては「う」のつく別の物を食べたりするのもそういった理由からでしょうか。

そういった歴史もふまえ、暑い夏はうなぎで乗り切りたいですよねおいしいですし。

しかしスタイルを気にする女性にとって、うなぎはとてもカロリーが多く見えますよね?

うな丼のカロリーは約500kcalですが、天丼は約650kcal、親子丼は約670kcalと意外と他のどんぶりに比べて実は低カロリーなんです。

そしてうなぎに含まれている脂肪の量は、数値のみを見ているとちょっと多い気がします。
がしかしこの脂肪の成分は「不飽和脂肪酸」なので、コレステロールを抑制してくれます。
またそのほかの成分でも中性脂肪等も抑制してくれる成分も入っているんですよ。

ビタミンA
ビタミンB1、B2
ビタミンD
ビタミンE
カルシウム
カリウム

亜鉛

など、とても多くの栄養素をバランス良く含む食品なんです!

またうなぎは、血中のコレステロール値を抑制するDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含み、動脈硬化などの生活習慣病も予防します。
うなぎが古くから滋養強壮の代名詞と呼ばれるのは、こうした高い栄養価のためで、体を温める効果もあり夏バテ予防食でもあるんですね。

そんなうなぎによって期待できる健康的効果をまとめると

夏バテ解消
体力回復
風邪
視力低下
皮膚トラブル
味覚障害
脳卒中の予防
口内炎
口角炎
ストレス
高血圧の予防

などがあります。素晴らしいですね!
もっと早く言えよ!
という声が聞こえてきそうですが。

べつにいいんです!!
明日もうなぎをお食べください!!


次回は「関西風と江戸前のうなぎの違いについて」またうなぎかよ!


 新屋でした。