猿若祭二月大歌舞伎とうずら鍋 | チルアウト日記

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2009年から2022年まで新橋で日本酒barを営んでおりました。
廃業後の日常や、訪れた旅での酒蔵や温泉・鉄道、そしてその土地でのお料理について等を書いていきます。

昨日は歌舞伎座へ行って、幕見席で「籠釣瓶花街酔醒」を観て来ました。




故勘三郎さんの十三回忌追悼公演で、中村勘九郎さんと七之助さんの初演だそうです。

勘九郎さんはお父上の勘三郎さんに似て来たものの、この役ではまだ軽妙さと凄みが足りない様な…。

七之助さんの演じる傾城八ツ橋は、お顔も少しふっくらしたみたいで本当に美しいです。

最後は勘九郎さん演じる佐野次郎左衛門に刀で斬られてしまうのですが、海老反りになって息絶えて行く様がこれまた美しいのです。拍手喝采でした。

一幕見席での2時間弱、楽しみました。


その後は両国へ移動して、同級生の飲み友達とうずら鍋をいただきました。



「うずらなべ」で有名な両国のふじ芳。


サッポロ黒ラベルのビールとイカ刺しとうざくと塩辛で乾杯。

塩辛が美味しかったので、広島の福美人をぬる燗でいただきました。

イカ刺しを塩辛の中へ入れて2人でちびちびと。


そしてこれがうずらなべ。2人前です。


薄めの醤油味の出汁で食べるのですが、うずらのミンチはサッパリしているので、2人でしっかり完食しました。雑炊も。


お酒は結局、

瓶ビール2本とぬる燗2合×3本。

食べるのも飲むのもだいぶ少なくなったね…と話しながら、錦糸町の駅まで腹ごなしで歩いて別れました。