(最初に。
言葉足らずで、不快に思ったり傷ついたりする方がいらしたらすみません。)


高校時代からの付き合いになる友人は、なんでも話せる大切な存在。
彼女の息子くんも、食物アレルギーがある。
お互い2人目育児で育児休業中なので、今年は度々会う機会があって、やはり話題の中心は食物アレルギーのこと。
彼女もとてもよく情報収集していて、お互いに情報交換して励ましあってる。

彼女とは、自分の周りに、食物アレルギーの子供をもつ親がほとんどいないってことが共通している。
保育園でも学校でも、同じクラスに1人いるかいないかという程度。
アレルギー情報がこれだけ増えてきているのに、食物アレルギーを抱える子供たちが増えてきていると感じることが、身近にないのだ。
これって、食物アレルギーの子をもつ母親にとっては憤る事実なのだ。
実際、彼女と直接会って、うまく進まない除去解除訓練の話や、改善の見られない血液検査の結果や、外食で困ること等々、いろんな話を聞いたり聞いてもらったりすることで、ものすごく心が落ち着く。
要するに、分かり合える仲間がいることのありがたさが、とても大切なのだ。

長い長い道のりになる食物アレルギーとの付き合い。
どうしたって、くじけそうになったり、壁にぶつかったりすることがある。
そういう時に、弱音を吐ける誰かがいることは、とてもありがたいし心強い。
その相手は、やっぱり同じ経験をしている人である方が、より分かり合えると感じるんだ。

「つらい」「悲しい」「疲れた」ってネガティヴな言葉を言える相手。
そういう感情は、どんな人にもあって当然だと思うし、いつでも隠さなきゃならない感情なわけじゃないと思う。
一番大変な思いをしている息子にだけは、決して言ってはいけない言葉だと思っているけど、親だって人間だ。
「しんどい」って打ち明けて、泣きたい時があって当たり前。
我慢し続けて付き合っていけるほど、食物アレルギーは甘くない。

そして彼女とは、褒め合う。
「えらいよ、よく頑張ってる!」
その言葉が、どれだけありがたいか。
「大変だよね、しんどいよね、わかるよ。」
寄り添ってくれるその言葉に、どれだけ救われているか。

たくさんの苦労をして、たくさんの不安を抱えて、育児している人たちがいることを知っていても、人ってなかなか経験しないと大変さってわからないし、どうしても自分の現状の大変さばかりに目がいってしまうけど、食物アレルギーの子の育児を9年してきた私が、伝えたいこと。

食物アレルギーの子をもつお母さん。
毎日の食事作り、お疲れさまです。
食器や調理器具まで気を配って、
除去することで成長に影響はないか心配して、
誤飲誤食の危険をいつも心配して、
遊びに行くにも常に食事のことを気にして、
通院や除去解除訓練、薬の携帯…

考えることがあり過ぎて、心配し出したらきりがなくて、「あぁ、疲れたな…」って布団の中でふっと泣けてくることがあったり。

本当に、毎日お疲れさまです。

弱音や愚痴を、受け止めてくれる誰かに、ちゃんと言ってください。
そのあとまた、頑張るために、ちゃんと吐き出してください。
そして、希望をもってください。

たった数グラムでアレルギー反応が出ていた息子は、一人前食べても大丈夫になりました。
そういう日が、きっと来ます。
いくつもあったアレルゲンが、半分以上克服できました。
そういう日が、きっと来ます。


毎日毎日頑張ってるお母さん。
身近に分かり合える仲間がいるのなら、弱音や愚痴を吐き出しあって、私たち、頑張ってるよねって励ましあってください。
もし、身近にそういう仲間がいないなら、
お会いしたこともない私ですが、
同じように食物アレルギーの子をもつ母親として、声を大にして言いたい。

お母さん、本当によく頑張ってる!
時に自分を責めながら、
時に周りを羨みながら、
それでも毎日本当に本当に、よく頑張ってる!!

いつだったか、苦しくて仕方なかった時に、偶然出会ったブログで、同じ食物アレルギーの子をもつお母さんの言葉に救われたことがあります。

まだ9年の付き合いでしかないけれど、食物アレルギーの子をもつ私の言葉が、少しでも、1人でも、同じように頑張ってるお母さんの励みになれば、と思って書きました。
どうか、伝わりますように。