ゴールデンウイークを利用して田舎に滞在してきた。今回は友人を招いて春のお茶会を企画していたが、仕事の都合により、私1人で過ごすことになった。ワイワイガヤガヤしたら楽しかったと思われるが、十二分に息抜きすることができ、結果的に心地よい滞在となった。

 

田舎では自然の色の変化を観察することで、自分がどの季節にいるのか実感することができる。庭の梅の木には花ではなく葉がビッシリと生えていたが、周りからはウグイスの鳴き声が絶えず聞こえていた。緑色が濃くなった芝生の上でボーッとしながらタバコを吸ったり研究本(長く中断していたが再開した)を読んだり、ビールを飲んだり炭火焼をしたり、 私にはこれが贅沢。おかげで溜まっていたストレスが吹っ飛んでいった。

 

今回は都内ホテルのような会社名の、某パスタ(ペンネ)を持っていったのだが、これを庭で料理して口にすると、ビックリするほど美味しかった:

 

「えっ・・・本場の食感+味じゃん!!」

 

ここの乾燥パスタは出来がよく、「よくもまあ日本でこんなに良いパスタを作るもんだ・・・」と、日本人の勤勉さに畏怖の念を抱くのだが(ブラックじゃなきゃいいけどw)、今回ほど美味しいと思ったのは初めてだった。画像はないが、 フライパンの上でニンニクをオリーブオイルで炒め、ミニトマト、茹でひよこ豆、香草を順に追加しながら炒め煮し、最後に茹でたペンネと混ぜた。

 

スパゲッティはいつも食べているが、ペンネは初めてだった。ペンネだけ特別な方法で作られているのかと思いきや、ニャンパレスに戻って再び食すると、いつものややフニャけた食感のパスタに戻っており、味を大げさに例えれば出汁を取った後のカツオ節。これは茹で時間が長かったかどうかの問題では生じない。どうしたものかと考えていると、田舎の水道水のことで1つ気になっていたことが頭にうかんだ。それは、非常にマズくて飲みづらいということだ。浄水器を通してやっと飲める。田舎なのに水がマズイ・・・そんなバカなと思っていたのだが、パスタが驚くほど美味しく茹で上がったので、もしやと思って調べてみれば・・・。

 

案の定、その地域の水道水の硬度を調べると驚きの事実が。日本の都道府県の水道水の平均硬度はおよそ50mg/l。1番高い県の平均が80mg/l 越え。問題の田舎はなんと100mg/l 越えだったのだ(マズイと感じたのはこのためだが、それは習慣に制限された経験によるところが大きい)。確かに、よくよく考えると、飲むことが可能な海外の硬水の水道水の味に近い。普段は柔らかいミネラルウオーターしか口にしなかったので、すぐに気づかなかったのだ。

 

これは嬉しい発見である(ど田舎なのに、最寄駅に西洋飲食店が多いのは偶然か必然か)。次回からは必ずパスタを用意し、様々な料理が再現できるか試すつもり。あー、クスクスも美味しくできるかもしれない。ラザーニャを容器に入れてダッチオーブンで作ったら最高かも・・・。

 

ということで、2018年はパスタ三昧の年になるだろう。海外も同じなのだろうか、日本の水道水の硬度は地域によって大きく変化するので、これからは訪れる先の水の硬度を調べてから、何料理を食べるか決めた方が良いかもしれない。水の硬度の違いは料理の味に大きく影響するのだ。

 

あー、田舎の水を持ち帰ってエスプレッソを淹れたら最高だなあ・・・。日本料理やお茶なら愛知県というロジックになるのだろうか?これが天然水だとまた場所によって大きく変わるのか?料理には天然水が相性がいい。人の腕が料理の出来を左右するのは言うまでもないが。