風に吹かれて -2ページ目

風に吹かれて

旅とバイクの備忘録的日記


2015年6月下旬

4日目


8:20起床

今日も暑そう。

9:15ホテル出発。


ホテル近くのカサ・カルベ。


これもガウディ作らしい。

上の方に人間の顔がにょきっと出ててちょっと不気味。


南下してゴシック地区方面へ。







15分程歩いてカタルーニャ音楽堂に着く。



すでに日本からガイドツアー予約済。

建物の中にあるカフェで朝ごはん。


定番のオレンジジュースと、サーモンサンドウィッチ。

あれ、思ったより時間ない。

慌てて口に詰め込む。

食べている途中でガイドさんに名前を呼ばれてしまう・・はいはい!いますよー!今飲み込んだらすぐ行きますよー。

美味しかったけど、味わう時間はなかった。


10:00

参加者全員集められ、まずシアター的なところで説明を受け、映像を見る。

説明よくわかんない。

ガイドツアー開始。

中は思ったより広くないけど、シャンデリアとか素敵!

椅子に座って色々説明されるがやっぱりよくわかんない。

パイプオルガン、彫刻、ステンドグラス、椅子・・・どれも素敵。












と、ここでカメラが絶不調に陥る。

標準レンズで撮影できなくなってしまった。
望遠レンズは生きてるから、これでしのぐしかない。

せっかくのスペインなのになーとがっかり。

ちなみに、帰国したら、nikonから(正確には購入した家電量販的から)「壊れてるの多いから無償修理・交換しますよー」的な連絡が来てた・・・いやぁ、旅先で壊れて非常に困りましたよ。

思い出は修理できないんだよ!とつっこみたい。


ツアーが終わり、売店をちらっとみる。


徒歩でピカソ美術館へ向かう。







旧市街に入っていくので、古いヨーロッパの雰囲気ばびしばし。

人通りも、日本人も増えた。

ピカソ美術館の案内板。



どうも、一般の入場と予約した人の入場口は違うみたい??



ストリートミュージシャンと、ピカソ美術館に並ぶ人たち。

古いヨーロッパの街並みでバイオリンとかって似合いすぎです~。


11:20 ピカソ美術館
スタッフにバウチャーを見せると、オーディオガイド貸出場所を教えてくれる。

オーディオガイドを借り、ロッカーに荷物を預ける。€1.5。

また係員にバウチャーを見せて入場。

建物も素敵だなー。

入場制限があるからか、そんなに混雑はしていない。

ピカソ、天才。

いやーゲルニカとか泣く女とか、有名な抽象的な絵は正直良さがわからないけど、若かりし頃のピカソは素人にもわかりやすい上手さ。

天才って本当にいるんだねーと素直に思える。

そして結構作品数残してるんだなぁとそこもちょっと驚いた。

ここに来ることで、ピカソの印象が変わったなぁ。面白かった。

企画展ではダリも見れた。お得!ダリも面白い!


売店で買い物。

自分用にポストカード数点購入する。

2時間半ほど過ごす。


お腹空いたので近くをプラプラ。



店番わんこ。


目についた店でランチ。



レモネードを頼むとまさかのファンタレモン味の登場。

笑ったー。

レモネードってそれでいいの?

他の料理は・・・





どれも美味しかった。

いや、ファンタも裏切らずに美味しかったけど。

当たりの店だったなー。


さて、本格的に旧市街散策開始。

といっても、街歩きしながら買い物しまくってたんだけど。


旧市街と言えばカテドラル。




ピカソの壁画。



カエルンという修道女が作っている伝統的なお菓子の店で職場用にお菓子をがっつり買い、トイレを借りる。

レジのお姉さん良い人だった。




オロリキッドというオリーブオイル屋さんでは、日本にいたことのあるというお兄さんからアドバイスをもらいつつ、お世話になった人に可愛い小瓶のオリーブオイルを購入。

店は大きくないけど、スキンケアアイテムなんかもあった。


写真撮るの忘れたけど、ふと入ったお店でエスパドリーユもお安くゲット。

毎日歩きすぎて足が痛くなってきたから、これに履き替えて楽ちん散策続行。




よくガイドブックに載っている渡り廊下的なところだけど、人垣ができていて良く見えず。

なんと、ストリートオペラ中!

男の人と、女の人が歌ってた。

すごい声量だった。

日本じゃ街中でオペラはまず見ないわ。





キリスト文化。




王の広場。

コロンブスも上ったという四分円階段。

そこで座って休憩。




アイスでまた休憩。

薔薇型でかわいい。




観光馬車。




ジャパネスクな建物。

キョロキョロ上見てたら、転んで流血。

石畳は油断大敵だねぇ。



ポリスメンがかっこよすぎる。










今日のわんこたち。


カテドラルまで戻り、内部見学。

NGなはずだけど、半袖とか短パンの人もいた。

気になる人は、入口で羽織るもの貸してくれるっぽい。












カテドラルは大きくて美しく、荘厳な雰囲気で圧倒される。

ゆっくりいたかったけど、ミサか何かあるらしく出されてしまった。


16:00

カタルーニャ音楽堂の売店に寄って土産買ってからホテル戻る。
少し休憩。


夕飯は昨日入れなかった有名なバルへ。

17:30 カタラナ



早めに来たつもりだったけど、並んでて入れず。

でも今日は時間あるから、待ってみる。

店内の案内係に人数と名前を言ってひたすら呼ばれるのを待つ。

約40分後、入店。



混んでて活気があるけど、大人客なので騒がしくはない。

















あー食べたー。

生ハムうまい。

ポテトは昼のお店の方が美味しかったけど、どれもはずれなし。

人気なのわかるわ。

満足!


ぶらぶらしてホテル帰る。


3:30 就寝


歩数13711歩 歩行距離6444m




2015年6月下旬

3日目


サグラダファミリア観光を終え、ピンチョスとアイスでお腹を満たした後。

ガウディ通を通ってサンパウ病院を目指す。












わんことお年寄りが多い地域だったなー。

チョコレート屋さんとか靴屋さんとかおしゃれな店も多くてついつい寄り道してしまった。


12:45 サンパウ病院



ガウディと同時期に活躍した、モデルニスモの巨匠モンタネールの作。

「芸術には人を癒す力がある」という信念のもとこの美しい病院が完成し、なんと2009年まで実際に病院として使われていたとか。

つい最近ではないか。

こんな美しい病院があっていいのか。

患者だけじゃなくて医療者側も癒されそう。。。


受付でチケットを買い、ロッカーに荷物を預けて見学開始。

公開されているのは全体の一部分だけど、日本語のパンフレットもあってゆっくり回れる。





廊下の壁に車椅子に乗った患者と看護師が投射されるのだけれど、正直不気味。
















確かに芸術には人を癒す力があるのかもしれない。


サンパウ病院前から地下鉄5号線に乗り、ディアゴナル駅で乗り換え。

うっかり反対方向の地下鉄に乗っちゃったりして、レセウ駅まで行ってしまう。

あう、切符と時間の無駄遣い・・・



追加でT-10を買い、地下鉄3号線で北上する。


14:45 レセップス駅

24番バスに飛び乗る。

なかなか目的地に着かず、焦る。


15:03 グエル公園バス定着

どうも北東側の入り口らしい。



15時に予約してたけど、少し遅れてしまった。

正面玄関まで急ぐ。



10分遅れで入場。

券売機空いてたし、予約しなくても入れたっぽい。



グエル公園もガウディの作。

イギリス風の田園都市を作ろうとしたけど資金難で頓挫して公園になったらしい。
























グエル公園も広かったー。

ベンチで機内でもらったスナックとかハリボーをつまんだり。


16:40 グエル公園出発

歩いて地下鉄の駅へ。



ビーグルだ。

ふぃ~今日も歩いたなぁ。


地下鉄の駅の、大きい自販機。



地下鉄3号線で街中へ。

ディアゴナル駅で下車。

スタバでブレイク。



世界のどこでも、安定のスタバ。

あんまり行かないからわからなかったけど、日本にもあるメニューらしいホワイトチョコのドリンクを頼む。



甘いもので生き返る。

風が心地よい。

グラナダよりバルセロナの方がまだ涼しいな。


17:30

スタバの向かいに、カサミラ。



中は見学せず。






犬もいっぱい散歩している。



結婚式の車が通ったり。

すてきー。


グラシア通りを南下していくと、一昨日に夕食とった店やカサバトリョ、カサアマトリェールも見えてくる。



昼間に見ると、装飾やタイルの模様がよく見えて素敵。




ロエベの本店も素敵。

ここは外から眺めるだけー。


マンゴというファストファッションの店なのかな?でお買い物。

セールして安かったけど、値札がわかりにくい。

友人たちは洋服を買っていた。


1本西側にある通りのランブラ・ダ・カタルーニャに移動。

靴屋を数件見て、チョコレート屋で職場への土産を探し、サボンでお買い物。

日本だと五千円以上するサボンのボディスクラブが、こちらでは€29。

買うつもりなかったけど、店員のお姉さん良い人だったし、すべすべになるし、免税になるしで買ってしまった。


21:00

ガイドブックで目星をつけていたバルは満席。

近くの別のバルに入る。

かんぱーい。



本場の生ハムっ。


ゴートチーズのサラダ。こちらでは一般的。


つまみにオリーブ。



スペインと言えば!のパエーリャ。


ふ~満足。


歩いてホテルへ。


眠くて眠くて・・・うっかり寝てしまう。

3時に起きてお風呂入る。

5:30 就寝。


歩数23267 歩行距離10935m

2015年6月下旬

3日目

 

7:15起床

 

8:10ホテル出発

すっかり外は明るくなっている。


本日も快晴なり。

 

ホテルから歩いて5分くらいで地下鉄のテトゥアン駅に着く。

 

自動券売機で英語表示を選び、通称T-10という10回券を買う。

地下鉄の市内ゾーンは€2.15なので、10回だと€20はするところ、このT-10は€10くらいで買えるのでかなりお得。

時間内であれば地下鉄からバスに乗り継ぐのもできるらしい。

1枚のT-10で複数人乗車できる。

1人が改札入って、チケットを後ろの人に手渡しして次の人が改札を入る・・・という感じで3人通る。


自転車も犬も当たり前のように乗車する。

 

地下鉄2号線に乗り、サグラダファミリア駅で下車。

 

地下鉄駅から地上に出たところで振り返ると、ででーんとサグラダファミリアが建っているのであります。


 

すごーい!大きい!迫力ある!なんだかわからないけどすごい!なんかいっぱいくっついている!

 

というのが第一印象。

まずはガウディ公園の池越しから写真撮影。

パシャパシャパシャパシャ撮りまくったけど、なかなか全体像を収めるのが難しかった。



池に移る逆さサグラダファミリア。



ズームしてみたり。

 

一頻り写真を撮り、入場の列に並ぶ。

 

9時入場を日本から予約していた。

並びながら、世界遺産を見上げる。

近くで見るとさらに迫力。






ダイナミックで精緻で繊細。

聖おにいさんを読んでキリスト教について若干知識をつけたと思ったけど、まだまだだったなー。

彫刻にストーリーがあるみたいだけど、さっぱりわからん。

 

9:00 スムーズに入場。

 

中に入ると、美しすぎて・・・感動。

みんな入口で立ち止まってしまう。

だけど、9:15に生誕のサファードに上るエレベーターを予約しているため、とりあえず受難のサファードを探す。

下調べをしなかったせいで、まったく別の出入り口の方に行ってしまったり、若干迷子に。

ギリギリでエレベーターに到着。

なんてことはない、入場口のすぐ近くにあった。

 

時間が来ると並んだ順でエレベーターに乗せられ上の階へ。

 

偶然エレベーターに乗ったのは全員日本人の若者だった。

サファードの上階に到着すると、細い通路を通って見学開始。

ガイドなどはなく、自分で表示に従って進む。

階段を下ったり、時には登ったり。



バルセロナの町が一望できる。

 



下から見上げてたクリスマスツリーみたいな装飾も目の前に。

 

 



まだまだ工事中のサグラダファミリア。

 

今後どのような姿に変わっていくのだろう。

 




バルコニーのような出っ張ったところがあって、腰が引けながらも下をのぞく。

 

結構高い。




装飾だけでなく、文字も多いことに気づく。

聖人の名前かな?

 


 


中の通路は狭く、壁には落書きが・・・皆さん、止めましょう。

 



石の螺旋階段。

 

顔を出して遊ぶ。

 

約30分かけて見学しながら1階まで降りる。

 

 

そして。

 















サグラダファミリアは外観が有名だけど、中もすっごく美しい。

内部は森をイメージしているらしい。

ガウディすごすぎる・・・

まだ建築途中なところもあって、完成したらどこまで美しくなるんだろう。

ここは本当に一見の価値あり!です。

聖堂の中央部は座れるようになっていて、祈祷スペースになっている。

世界有数の観光地だけど、正式な教会でもある神聖な場所。

節度を持って見学する必要がある。

階下には本堂?みたいなのがあったけど、入れなかった。

 

入ってきたのとは反対側(受難のサファード側)のドアを出る。

 



床にはピカソの絵もある。

みんなピカソの絵を踏んで歩いている。

 



ドア。文字がぎっしり。意味ありげ。

 

その中に、不思議な四角が。


この金色の四角内は4×4の升目状になっていて、それぞれ数字が書かれている。

縦・横・斜めどれを足しても33になるらしい。


 

ミュージアムを見て、売店でお買い物。

 

頼まれいていたものや、人へのお土産やらを買う。

おしゃれなものが多い。

 

11:30

 

サグラダファミリア観光を終え、外に出る。

周りにはカフェやらバルやらお店がいっぱい。

そんな中でピンチョス屋さんに目を付ける。

ブランになるのチかな、この時間は。




店内おしゃれ。

ピンチョスはパンに具材をのせて串でさしたやつ。

店員のお姉さんにおすすめ聞いたけど、全部と言われてしまった。

オレンジジュースを注文し、自分で皿をとって外の席へ。



みんな違うやつを選んで食べ比べ。

オムレツのってたりしてけっこうぼりゅーみー&美味しい。

オレンジジュース。



なにこれ!?生絞りで濃くって新鮮で美味しい!

びっくりしたけど、よくよく考えてみたらバレンシアを擁するスペインだし、オレンジは名産なんだよね。

オレンジジュースはどこで飲んでも美味しかった。

 

木陰はとても心地よい。

 

のんびり食べていると、物乞いのおじさんが来る。

断ったけど、何が正解かよくわからなかった。



わんちゃんお散歩中。

 

お会計は串の数を申告して支払い。

 

6本+オレンジジュースで€22だった。

 

お店を出て、デザートとしてアイスを購入。

 



美味しいという意見と、微妙という意見に分かれる。

ガウディ通りを闊歩し、サンパウ病院に向かう。



おしゃれな通り。

 

次はサンパウ病院見学。