2015年夏休み~2日目憧れのアルハンブラ①~ | 風に吹かれて

風に吹かれて

旅とバイクの備忘録的日記


2015年6月下旬

2日目


4:45起床

3時間も寝てないけど、アルハンブラのため早起き。

そう、今日は十数年あこがれ続けたアルハンブラ宮殿に行く日。

ワクワクがとまりません。


5:25ホテル発

まだ暗く、カタルーニャ広場も人がいない。



昨日のリターンチケットを使い、カタルーニャ広場から空港へバス移動。


6:07空港着

交通量も少ないから早く着く。

オンラインチェックイン済みで、預ける荷物もないのですぐ手荷物検査へ。

5分くらい並ぶ。

液体は出す必要があるけどそこまでチェック厳しくないかも。

中に入ると、7時にもなっていないのに開いているお店が多い。

お腹空いたので、バルで朝ごはん。



あんまり時間もなかったので、急いで食べてトイレ行って搭乗。

搭乗時、パスポートチェックあり。

チケット取った時、パスポート必要とか書いてなかった気がするけど・・・。

ネット情報みてパスポート持ってきておいてよかった。

本当はスリ防止のため持って歩きたくなかったけど。

持ってなかったら乗れないのかな、それとも他の手段で身分証明できれば良かったのかな。


6:30



朝焼けとともに搭乗。


さすがLCC、座席が狭い!



自分なんかは狭い方が座りやすかったりするけど、男性とかきついんじゃないかな~。


7:00 バルセロナ発

機内はぐっすり寝る。


8:20 あっという間にグラナダ着

歩いて空港内に入り、バゲージクレームを素通りする。



グラナダの空港は、きれいで小さい。

看板に従ってバス乗り場へ。

€3支払ってバス乗車。



やっぱりレシートみたいなチケット。


スーツケースをピックアップしてきた人々が乗るのを待ち、空港出発。


窓の外はちょっとかすんでいる。

でも太陽の日が当たってどんどん晴れていく。

グラナダは予想してたより都会だった。



同じ大型マンションがいーっぱい建ち並んでいたりして、団地みたい。

バルセロナとは雰囲気が違う。

窓から白い服の店?ドレス屋?が見える。



おもしろーい。


1時間ほど走って、カテドラル前でバスを下車。


カテドラルは後で行く予定。


予約していたアルハンブラ宮殿のチケットを発券しにイサベル・ラ・カトリカ広場近くにあるリブレリア・デ・ラ・アルハンブラへ。



アルハンブラ宮殿のグッズ売り場らしい。

自動券売機で、コレクションチケットを選び、クレジットカードを入れるだけで発券できた。


歩いてアルハンブラに出発。



標識に沿って坂を上っていく。

ゴメレス坂。

途中でアラビアンなお店の開店準備してたり。



おじさんが坂を登っているだけなのに、なんかおしゃれに見えたり。

わーなんかやっぱり日本と違う。

テンションだだ上がり。


10分程坂を上ると、見えてきたグラナダス。



グラナダスはザクロの門というらしい。



確かにザクロ。

またテンション上がる。


門を通って、上野公園のような緑多き道を行く。



ピーピーピーピー鳥たちが鳴いている。

乾いた大地を想像してたので、ここまで緑豊かだとは思わなかった。

坂の途中に、アーヴィングの銅像が。



アーヴィングとは、アルハンブラ物語を著したワシントン・アーヴィングのこと。

アルハンブラに来るにあたり、もちろんアルハンブラ物語を読んできた。

観光中、ことあるごとに「アーヴィング先生が言うには~」とアルハンブラ豆知識を友人たちにひけらかし、うざがられた素敵な思い出。

アービング先生ありがとう。

そしてどうでもいいことだけど、アーヴィングって中二病だと思うんだ。アルハンブラオタクのボアブディル王オタクの中二という印象。あくまで印象だけど。


口から水。



愛嬌がある。


ザクロの門から10分くらい坂を上ったところに裁判の門発見。



ここの「手」と「鍵」にも曰くがある。





やっぱりアルハンブラ物語読んできてよかった。

ただの装飾ではなく、意味があるって気づくことができる。


裁きの門も通り、ふと横を見るとお猫様。



かわゆいのぅ。

角度を変えてみると、もう二匹いた。



写っていないもう一匹は黒猫だった。


のんびりしちゃって、かわいいなぁもうっ。


ブドウ酒の門の前を通ると、その先にはアルカサバ。



この雰囲気っ!

アルカサバは軍事要塞だったらしい。

アルハンブラで最も古い部分だのだとか。


そしてさらにその先に、

キタ――(゚∀゚)――!!って思わず変換しちゃう景色が!



写真にすると伝わらないけど、生で見たときの感動たるやすごかった。

正直、アルハンブラに対する期待が大きすぎて、期待外れだったらどうしようという不安もあったけど。

やっぱり来てよかった。

向こうに見える白い家々はアルバイシンという地区のもの。

アルハンブラとともに世界遺産に認定されている。

もう感動です。ずっと見ていたい景色。


とは言いつつも、チケット買ったのでその分はしっかりすべて見学させていただきますよ。

ちなみに上の写真の風景は無料で見れる。お金がなければこの景色だけ見てもいいかも。

でもせっかく来たならナスル宮殿は見ないともったいないけどね。全てが素晴らしいのです。


本格的にアルハンブラ観光開始。

の前に、猫再び。

仔にゃんこ。



大人にゃんこ。

庭師?のおじさんたちが餌をやってた。


アルカサバ見学。


おしゃれな表札。

入場時、チケットのバーコードチェックあり。

自由見学で、30分くらい見て回った。

ベラの塔(これにも謂れあり)に登ったり、イタリア人夫婦と片言英語でコミュニケーションしたり。

景色良すぎ。






トイレ休憩後、カルロス5世宮殿見学。

ここはちょっと毛色が違って、アルハンブラの中では新しめの宮殿。



ちょうど夜にコンサートの企画がある時期だったので、イベント準備中。

博物館もあって見学する。


お次は売店や寄木細工の店をぶらつき、サンタマリア教会見学。



可愛い感じの外観。

中の見学もできる。


近くの浴場も公開してたので見学。



ガイドブックには載ってなかった場所。



浴場の天井も美しい。


寄木細工の店に戻り、お土産買う。



造っているところも見学できる。

許可をもらって写真撮影。


アルハンブラ広すぎ。

前半終了。

後半はナスル宮殿から。