HEARTBEAT Japan Tour 夢の街福井 ジャズの神戸 影の島根 編
Wazzz Hood?
季節は12月
北海道はもうぐっと寒くなって
マイナス気温(イオンならいいんだけどね~)
もうさっきから鼻がずるずる言ってまうわ~
ってことで今日はオフィスでツアーで撮ってきた写真を見ていたら
結構たまってたものだな~、と!
ツアーも最終形に入ると
もうフィジカル的には必死でね
師走前に師走が来ていたようなものだったよ!
(言い訳がましく聞こえてたらごめん。)
今日は福井へ行かせてもらった10月19日からのHeartbeat ツアーを
神戸経由で島根までを皆と一緒に振り返ろうと思う!
先ず福井場所!
この街は俺もSEIJI君も始めて行ったんだ!
飛行機で到着すると今回4回目の邂逅?となる
DJ BAKUとも合流したんだ
このイベントを実現してくれたのは福井の柴田君率いる
”街テラス”という福井の街をミラーボールで照らそうというクルーで
そのイベンターにつなげてくれたのは名古屋のイナという画家だった!
会場は地方都市にしてはゴージャスな会場で
3フロアにも分かれていて
クラブの理想郷みたいな箱だった!
そこではYoco Organという斬新なスタイルでHIP HOPを伝えてる二人や
勿論Hoodを代表しているDJ AKAKABEのクルーにも出会い
HIP HOPの温度が矢鱈に熱かった!
リハーサルも自分の曲は勿論
BAKUとの曲なども入念に行った
この街はでっかい夢がある
若者たちが自信と勇気を持って音楽や文化を発信出来るように
ここに住んでいる”街テラス”クルーは第一歩を踏み出したんだ
それはこのイベントから始まるらしい
いつか街に大きなミラーボールを創造して
その下でフェスをやる!
それまでの道のりはまだ前途多難かもしれないが
彼らは胸を躍らせて
僕らがやらないと誰がやる
と言っていたのが今でも忘れられない
それは小さくて微塵の一歩かもしれないが
今日
確実に一歩は踏み出されて
やがては実現される日が来るのだ
俺はその日を楽しみにしている!
福井のオーディエンスは反応が素晴らしかった!
ただ最初3フロアもあるのにライブ会場はタバコを吸いながら観ている人や
スマホをいじりながら観ている人が多かったので
マイクでその二つを今だけは禁じさせてもらった
するとライブは集中力を増して
結果大成功だった!
ご協力ありがとう!
俺のライブは映画なんだ
そこんところよろしくで!
Big Thanks to My Men Ina
Shibata and DJ BAKU
北海道へ戻ってまたすぐ
次の会場へ俺達は赴いた
今回は神戸だ!
しかもライブの他にDJプレイのお誘いがあったわけで
自慢の選曲で神戸のヘッズと遊ぼうと金曜日から前ノリした
神戸へは今回のツアーでもう何回も足を踏み入れてるが
やっとお手前を披露することができるなんて光栄だ!
先ずはMC STATEっていうソウルバーを経営してるラッパーをしっているか?
彼のお店”BAR BISCUIT"は神戸の三ノ宮にあるんだが
ここがすこぶるいいスポットなんだ!
NOVOL君が描いたソウルフルな壁画が
ぐわっとせせり出すカウンターがジャジーで素晴らしいが
そこに夜な夜な集まる仲間たちももう最高にイカしている!
神戸は本当に関西の中でも街が洗練されているというべきか
アーバンなジャズが似合いすぎる街なんだな
だから俺もDJ SEIJIもここで回すのが楽しみで仕方が無かった
お酒も美味しくて
音楽もいい!
そしておつまみにカレーなんてJIVEすぎでしょ?
楽しい時間が過ぎて行く
皆一曲一曲かかる曲を噛み締めていたが
DJ SEIJIのDJ PLAYはもう最高峰 麻雀の役満を観ているように小気味いい
集まったヘッズは腹の底から唸りを上げていた
DJ Architect も最後まで一緒に
俺達は音楽に酔いしれていた
もうこの夜が永遠であればいいとさえ思ったよ
BAR BISCUITでの前夜祭
ナガンサーバーも誕生日で遊びに来てて
サバ寿司をバースデーケーキとして皆でシャンパンでお祝いして
もう、ホント最高でした!
俺達は美意識高いオブジェのある宿へと戻った
そして決戦の土曜日
場所はSoul Bloodという箱
俺達は神戸の耳の肥えたヘッズを唸らせる準備を整えた
今回もDJ SEIJIと俺は練りに練られたセットで挑む
俺達を北海道から呼んでくれた同志に向けて
そして俺達がどんな奴なのか勘ぐっている奴に向けて
目の前にいる純粋に楽しみたい奴に向けて
立ち止まりたくなかったが
社会の世知辛さに立ち往生してしまった奴に向けて
俺は全身全霊 言葉を吐き出し
DJ SEIJIは音を紡ぎ出す
そして出会いは宝だ
いつも旅に出ると思うのがそれだ
この60億の人類の中で
一瞬でも出会えるのは奇跡と解釈してもいいのではないか?
と思えてくるんだ
ライブはそんな奇跡の繰り返しでは無いだろうか?
日本語でこうもたくましく
はっきりとした意思で
奇をてらうわけでもなく
ただ先人から受け継いだものを薄めず
そして多様な時代の要素を取り入れた
生のHIP HOPを奏でるのは
ぽっと出の者には出来ない
並ならぬ経験と
確かな情熱と
そしてこれが我が使命だと
自分のハートが叫んでいる”本物”だけが
許される領域。。
Mastered
神戸はもう数回来させてもらっているが
その中でも一番の手応えを感じたと俺は思う
大きな箱ではないが
確実に俺達の音楽で通じ合えた瞬間
心からのPropsを感じた
いつもありがとう
おおきに神戸
Mucho Bueno!!!
朝
次の日の神戸の朝はとても清々しかった
俺達はもう一歩たりとも立ち止まることは無く
その足で今日の会場/島根へと向かった
距離は特急で約3時間
3年ぶり二度目の島根へ到着した
島根は松江市
神戸が山陽なら島根は山陰と呼ばれる
山を挟み上下で距離的には近いが
土地の性格は全く異なる
呼んでくれたはOTO RECORDSというレーベルを経営している
DJ兼ビートメイカー/付和(フワ)という奇跡のような男だ
俺達は彼の愛車のベンツで今夜の会場へ直行した
付和の作るビートには定評が有る
そして同時に彼が持つ人柄みたいな者がいつも周りを明るく照らしている
人望
そう
それは文化を形成するのに必要不可欠な”キーマン”には無くてはならないものだ
彼の甲高い声には人を和ませる癒しの力が有る
彼の経営するOTO RECORDSは大学の側にある
学生たちが彼のレコードショップでセレクトされた音源を視聴して
新しい刺激を持ち帰る
ここではそんな日常が繰り返されている
彼はここでビートも制作するという
集中力は時に影の方が発揮する
夏よりも冬の方が制作に向いているのに似ている
この山陰は無言でひたすら制作する
そんなクリエイターが多く生息する
会場はB-1という老舗のライブハウスだ
もう熟練されたP.Aとともに音作りはとてもスムースに実現して行った
こういう現場では俺達も100%音に集中出来るから
クラブよりライブハウスの方がライブに関してはとてもやりやすい
島根県松江はまだまだ上がれると感じた
後は変化を恐れることなく様々な要素と融合すればいい
違う土地
違う考え方
違うやり方を受け入れればいい
独自のアイデンティティーは既に持っているから
そう!
会場にひとり興奮のあまり取り乱した男がいた
正直有り難かった
俺はそういう男が世の中の型を破ると信じている
革命は一人の熱狂から始まるからだ
熱いな島根
皆
最高さ!
三日間の旅も終わりに近づいて来た
次の日の朝は快晴で
俺達は付和のガイドで島根散策に出かけた
それはそれは風情のある街並だった
俺たちの住む北海道にはない奥ゆかしい家屋
武家屋敷のような家並みや道
長い歴史が時間と手間をかけて
刻まれてきたんだ
時間だ
楽しい時間はあっという間だ
付和君
Ferment君
Kowree
そして松江の同志の皆
ありがとう!
俺達も今日観た景色を胸に
また新たな扉を開きに
旅立ちます
ある札幌に住むDJの先輩が俺にいつかこう言ったのを思い出した
「ジョージ、濃く生きろよ!人生を濃く楽しむんだ!」
そう
色は混ぜないと濃くはならないんだ
出会いや経験
喜怒哀楽と希望と絶望と
葛藤は実に美しいんだとタリブは言った
俺達は壁を打ち破るのに時間をかけ
好んで紆余曲折し
小さな幸せを見いだす
摩訶不思議な生き物らしい
帰りの飛行機は神戸からだった
もう外は肌寒い
最後に神戸の夜を通りすがった
StateとMuchoの二人が俺達を見送りに来てくれた
Muchoの車内は現代のジャズ=HIP HOPがかかっていた
夜の神戸空港は夢を詰め込んだ旅人で賑わっていた
続く
季節は12月
北海道はもうぐっと寒くなって
マイナス気温(イオンならいいんだけどね~)
もうさっきから鼻がずるずる言ってまうわ~
ってことで今日はオフィスでツアーで撮ってきた写真を見ていたら
結構たまってたものだな~、と!
ツアーも最終形に入ると
もうフィジカル的には必死でね
師走前に師走が来ていたようなものだったよ!
(言い訳がましく聞こえてたらごめん。)
今日は福井へ行かせてもらった10月19日からのHeartbeat ツアーを
神戸経由で島根までを皆と一緒に振り返ろうと思う!
先ず福井場所!
この街は俺もSEIJI君も始めて行ったんだ!
飛行機で到着すると今回4回目の邂逅?となる
DJ BAKUとも合流したんだ
このイベントを実現してくれたのは福井の柴田君率いる
”街テラス”という福井の街をミラーボールで照らそうというクルーで
そのイベンターにつなげてくれたのは名古屋のイナという画家だった!
会場は地方都市にしてはゴージャスな会場で
3フロアにも分かれていて
クラブの理想郷みたいな箱だった!
そこではYoco Organという斬新なスタイルでHIP HOPを伝えてる二人や
勿論Hoodを代表しているDJ AKAKABEのクルーにも出会い
HIP HOPの温度が矢鱈に熱かった!
リハーサルも自分の曲は勿論
BAKUとの曲なども入念に行った
この街はでっかい夢がある
若者たちが自信と勇気を持って音楽や文化を発信出来るように
ここに住んでいる”街テラス”クルーは第一歩を踏み出したんだ
それはこのイベントから始まるらしい
いつか街に大きなミラーボールを創造して
その下でフェスをやる!
それまでの道のりはまだ前途多難かもしれないが
彼らは胸を躍らせて
僕らがやらないと誰がやる
と言っていたのが今でも忘れられない
それは小さくて微塵の一歩かもしれないが
今日
確実に一歩は踏み出されて
やがては実現される日が来るのだ
俺はその日を楽しみにしている!
福井のオーディエンスは反応が素晴らしかった!
ただ最初3フロアもあるのにライブ会場はタバコを吸いながら観ている人や
スマホをいじりながら観ている人が多かったので
マイクでその二つを今だけは禁じさせてもらった
するとライブは集中力を増して
結果大成功だった!
ご協力ありがとう!
俺のライブは映画なんだ
そこんところよろしくで!
Big Thanks to My Men Ina
Shibata and DJ BAKU
北海道へ戻ってまたすぐ
次の会場へ俺達は赴いた
今回は神戸だ!
しかもライブの他にDJプレイのお誘いがあったわけで
自慢の選曲で神戸のヘッズと遊ぼうと金曜日から前ノリした
神戸へは今回のツアーでもう何回も足を踏み入れてるが
やっとお手前を披露することができるなんて光栄だ!
先ずはMC STATEっていうソウルバーを経営してるラッパーをしっているか?
彼のお店”BAR BISCUIT"は神戸の三ノ宮にあるんだが
ここがすこぶるいいスポットなんだ!
NOVOL君が描いたソウルフルな壁画が
ぐわっとせせり出すカウンターがジャジーで素晴らしいが
そこに夜な夜な集まる仲間たちももう最高にイカしている!
神戸は本当に関西の中でも街が洗練されているというべきか
アーバンなジャズが似合いすぎる街なんだな
だから俺もDJ SEIJIもここで回すのが楽しみで仕方が無かった
お酒も美味しくて
音楽もいい!
そしておつまみにカレーなんてJIVEすぎでしょ?
楽しい時間が過ぎて行く
皆一曲一曲かかる曲を噛み締めていたが
DJ SEIJIのDJ PLAYはもう最高峰 麻雀の役満を観ているように小気味いい
集まったヘッズは腹の底から唸りを上げていた
DJ Architect も最後まで一緒に
俺達は音楽に酔いしれていた
もうこの夜が永遠であればいいとさえ思ったよ
BAR BISCUITでの前夜祭
ナガンサーバーも誕生日で遊びに来てて
サバ寿司をバースデーケーキとして皆でシャンパンでお祝いして
もう、ホント最高でした!
俺達は美意識高いオブジェのある宿へと戻った
そして決戦の土曜日
場所はSoul Bloodという箱
俺達は神戸の耳の肥えたヘッズを唸らせる準備を整えた
今回もDJ SEIJIと俺は練りに練られたセットで挑む
俺達を北海道から呼んでくれた同志に向けて
そして俺達がどんな奴なのか勘ぐっている奴に向けて
目の前にいる純粋に楽しみたい奴に向けて
立ち止まりたくなかったが
社会の世知辛さに立ち往生してしまった奴に向けて
俺は全身全霊 言葉を吐き出し
DJ SEIJIは音を紡ぎ出す
そして出会いは宝だ
いつも旅に出ると思うのがそれだ
この60億の人類の中で
一瞬でも出会えるのは奇跡と解釈してもいいのではないか?
と思えてくるんだ
ライブはそんな奇跡の繰り返しでは無いだろうか?
日本語でこうもたくましく
はっきりとした意思で
奇をてらうわけでもなく
ただ先人から受け継いだものを薄めず
そして多様な時代の要素を取り入れた
生のHIP HOPを奏でるのは
ぽっと出の者には出来ない
並ならぬ経験と
確かな情熱と
そしてこれが我が使命だと
自分のハートが叫んでいる”本物”だけが
許される領域。。
Mastered
神戸はもう数回来させてもらっているが
その中でも一番の手応えを感じたと俺は思う
大きな箱ではないが
確実に俺達の音楽で通じ合えた瞬間
心からのPropsを感じた
いつもありがとう
おおきに神戸
Mucho Bueno!!!
朝
次の日の神戸の朝はとても清々しかった
俺達はもう一歩たりとも立ち止まることは無く
その足で今日の会場/島根へと向かった
距離は特急で約3時間
3年ぶり二度目の島根へ到着した
島根は松江市
神戸が山陽なら島根は山陰と呼ばれる
山を挟み上下で距離的には近いが
土地の性格は全く異なる
呼んでくれたはOTO RECORDSというレーベルを経営している
DJ兼ビートメイカー/付和(フワ)という奇跡のような男だ
俺達は彼の愛車のベンツで今夜の会場へ直行した
付和の作るビートには定評が有る
そして同時に彼が持つ人柄みたいな者がいつも周りを明るく照らしている
人望
そう
それは文化を形成するのに必要不可欠な”キーマン”には無くてはならないものだ
彼の甲高い声には人を和ませる癒しの力が有る
彼の経営するOTO RECORDSは大学の側にある
学生たちが彼のレコードショップでセレクトされた音源を視聴して
新しい刺激を持ち帰る
ここではそんな日常が繰り返されている
彼はここでビートも制作するという
集中力は時に影の方が発揮する
夏よりも冬の方が制作に向いているのに似ている
この山陰は無言でひたすら制作する
そんなクリエイターが多く生息する
会場はB-1という老舗のライブハウスだ
もう熟練されたP.Aとともに音作りはとてもスムースに実現して行った
こういう現場では俺達も100%音に集中出来るから
クラブよりライブハウスの方がライブに関してはとてもやりやすい
島根県松江はまだまだ上がれると感じた
後は変化を恐れることなく様々な要素と融合すればいい
違う土地
違う考え方
違うやり方を受け入れればいい
独自のアイデンティティーは既に持っているから
そう!
会場にひとり興奮のあまり取り乱した男がいた
正直有り難かった
俺はそういう男が世の中の型を破ると信じている
革命は一人の熱狂から始まるからだ
熱いな島根
皆
最高さ!
三日間の旅も終わりに近づいて来た
次の日の朝は快晴で
俺達は付和のガイドで島根散策に出かけた
それはそれは風情のある街並だった
俺たちの住む北海道にはない奥ゆかしい家屋
武家屋敷のような家並みや道
長い歴史が時間と手間をかけて
刻まれてきたんだ
時間だ
楽しい時間はあっという間だ
付和君
Ferment君
Kowree
そして松江の同志の皆
ありがとう!
俺達も今日観た景色を胸に
また新たな扉を開きに
旅立ちます
ある札幌に住むDJの先輩が俺にいつかこう言ったのを思い出した
「ジョージ、濃く生きろよ!人生を濃く楽しむんだ!」
そう
色は混ぜないと濃くはならないんだ
出会いや経験
喜怒哀楽と希望と絶望と
葛藤は実に美しいんだとタリブは言った
俺達は壁を打ち破るのに時間をかけ
好んで紆余曲折し
小さな幸せを見いだす
摩訶不思議な生き物らしい
帰りの飛行機は神戸からだった
もう外は肌寒い
最後に神戸の夜を通りすがった
StateとMuchoの二人が俺達を見送りに来てくれた
Muchoの車内は現代のジャズ=HIP HOPがかかっていた
夜の神戸空港は夢を詰め込んだ旅人で賑わっていた
続く