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It's the demo(いつでも)

What's Going On?

今日5/6

個人的な革命が起きた。

俺は初めてデモに参加したんだ。

5/5に泊原発が稼働停止になって

今日が日本の原発が0になったニューイヤーということで、

(これは歴史的大事件だぜ!)

大通り公園から北電を通るサウンドデモ行進が札幌の街中で行われた。

はじめはヒビキラーから電話の誘いがあって、

その後直ぐにガンマ戦隊のデリ君からもお誘いがあった。

北海道は今となっては日本でも唯一と言っても過言ではないほど、
自給自足が可能な資源も豊富な島。

ここが汚染されたら、

俺たち日本人は何を食って生きていけばいいのだろう?

ここが最後の砦だ。

俺達はもう必死で守りたいんだ。

子供達もいるもんでな。

沖縄の基地問題での曲をやったのに、

北の出来事に無関心でいられるほど俺達は冷めちゃいない。

本当に関心があるからこそ、そういう曲も書くし、音楽で偏見なく、伝えていきたいと思っている。

俺は日本の政治家にも納得がいかないことが多いから、

合法的にマイクでぶちかますチャンスがあれば、喜んで飛んで行く。

かっこ悪くても、

それが俺なりのMISSION POSSIBLEだからだ。

言っただろ?

俺は危険を犯しても伝えると。

この国を愛して止まないからだ。

しかし、

天気も晴れたのにも関わらず、

日曜日にも関わらず、

集まってくれたのは500人ほどだった。

それが多いか少ないかは本当は問題ではないとしても、

北海道の人々にとって、日本人にとって、世界の人にとって、地球にとって、

泊原発が稼働を停止した事の喜びの人数がこれだと考えると、

市民の意識の低さを痛感させられる機会でもあった。

人間の私利私欲の根元の塊みたいな原発が日本で最後の稼働を停止したというのに、

当たり前のような顔は出来ないだろ?

これは歴史的な進歩なんだ。

そしてその残りカスのような核廃棄物や、

保証問題など課題は山積みだが、

もう二度と核に頼らない、

未来の子孫へ残せる新しい概念や、

覚悟を示す大事な時に

ベルリンの壁が崩壊するほどではないっていうことだろうか?

それなら、個人個人、意識の革命を起こすしかないな。

今日の俺のようにだ。

俺も自分でこのデモを用意してたわけじゃない。

オペレーション子供たちという、

北海道以外の非営利団体が用意してくれて、

誘ってくれたパレードだ。

大それた機材もないし、

このパレード自体そんなに大きな宣伝を打ったわけでもない。

俺が今日参加して思ったことは、

正直気持ちよかった。

クラブやライブハウスでやる時よりも、幾分か当局に噛み付いた感があった。

俺はナショナリストでもないし、

宗教家でも、

革命家でもない。

一市民だ。

そんな俺がマイクを持って街中をフリースタイルして、掛け声合いながら、
訴えて行くこのデモというものが、

こんなに充実したものだったとは、

正直意外だった。

意識のあるものにツィッターやブログなどで声をかけ、人が集まり、賛同して、声を出して行った。


そして国や大きな企業に訴えて行く、これは紛れもなく合法的で、とても平和的な行動だ。

俺はこの民主主義の国で、

こういうデモに参加するということの重大さを今日知った。

間違えるな。

これは暴動ではないのだ。

意思を伝えるデモ行進だ。

世界中では戦争、汚染、人種差別、

人権の主張などで、

市民が団結し声を上げて、

Noと言える場所を提供している。

その場で署名を集めることもある。

今日参加してた人々は皆とても人間的で、礼儀正しく、

愛のある人々だったと、

これだけは伝えておこう。

次は皆の参加を心から待っているよ。

傍観してはいけないよ!

少しでも君に熱い気持ちがあるのなら、

クラブの酔っ払ったオネーチャンだけではなくて、

素面の市民にもその気持ちを訴えてやろう!

それが例え微力でも、

意思を示して、声に出すんだ!

声に出さないと、

俺達が認めてると国にみなされるだろう。

市民を舐めるなと言ってやるんだ!


とある市民兵より



7/MAY 2012

お、今日俺の誕生日だ。

とてもいい日だった。

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