さあ、いよいよブログも佳境を迎えております。
ここへ来て、沢山読者申請やアメンバー申請をいただいております。
ありがとうございます。
新しくご覧になって下さっている方はご存じないかと思いますので改めて
お知らせいたしますが、当ブログは今月で完結の予定となっております。
「え!そんな!」と思って下さる優しいあなた、過去記事も読んでやって下さい。
しかしながらフィルタリングが厳しくなり、携帯から読めないものも増えている
ようなので、順次対策していきます。
もう少しハプバー話は続きますが、
アーミー繋がりということで私の昔の彼のお話に横恋慕。
演習でロケットランチャーを打つよとメールをよこしていた、あの男です。
僕にもう少し、血合の部分が多かったころの話でございます。
「ここ座っていいですか?」
△衛隊員と結婚した友人の結婚式の3次会、その男は僕の向かいの席にいた。
あまり見なくなったダブルのスーツだ。しかしそれがよく似合っている。
…ああ、披露宴のとき余興で同僚の頭坊主にしてた子だ…。
「どうぞ」
僕はよそいきの笑顔で彼に席を勧めた。思えば僕は初めて彼を見たときから
少し気に入っていたのかもしれない。
…しかしその後が悪かった。
奴は座るなり僕のビールを飲み干し、(飲み放題なので、黙って追加で頼み)
僕の煙草を黙って吸い出し、(とりあえずライターもさりげなくさし出し)
彼はこう言った。
「俺、煙草吸う女嫌いなんだよねぇ…」
…いくらこのとき僕が若くてもですよ?そうそう人にキレることは無かったのです。
でもこれキレてもね、正当だと思うんですよ。いいですか?いいですかね?
僕の声は低い。怒ったときはさらに低い。地を這うような低音だ。
「おい、てめぇ何言ってんだ。誰の煙草吸ってんだよ、あたしんだろーが。
だいたいなんだ?座っていきなり人のビール飲むか?
こっちはてめーが飲んだビールの分黙って注文してんだよ、
おい、なんか言うことあんだろ」
僕このとき…黒のオフショルダーのニットカットソーに赤と白のサテンのスカート。
アップスタイルにシルバーのミュール。
周りに座っていたドレス姿の友人とスーツを着た彼の後輩が黙り込む。
彼がぽつりと言った。
「…ごめんなさい」
「別にわかりゃいーよ」
古くからの友人たちは「ハンターちゃんが怒った…ハンターちゃんが怒った…」と
ひそひそ話をしていたらしい。確かに僕は、昔はもっとたくさんキレていた。
しばらくしてお手洗いに立つと、どうしようもない飽きた感が襲ってきた。
バカ男のことは関係なかったがもう2時を回っていたし、帰りたくなった。
バッグを取って、みんなにいとまを、友人と旦那になった彼に祝福を述べた。
「帰るの?じゃあ俺も帰る」
はあ?
意外だった。意外というより枠外だった。欄外というか…いや、新聞だったら
くだらな過ぎてオちた記事みたいな…。
僕は「いいから飲んでろよ」と一言いうと、店から出て階段を下った。
後ろでバコンと店の扉が改めて閉まる音がして、だらりだらりと階段を下る靴音が響いた。
「ねぇ待って」
「るせ、ついてくんな」
「飲みに行こうよ、一軒だけ」
正直飲み足りなかったのでつい足が止まった。…ああ悲しき酒好き…。
「飲みに行くなら…」
「やった!…あ、ちょっと待ってて、俺財布忘れた、取ってくる。ここで待ってて、
絶対待ってて」
「わーったから早く取ってこい」
「じゃあ、チュ」
「なんでだっ!」
僕は奴の頬を押して拒否し、彼は嬉しそうに階段を上っていった。
よし、今…今のうちに。
しかし僕はそこを去ることは無かった。
Mなのかバカなのかわからんけど、珍獣に興味があった。
(ロケットランチャーの男 思いがけず2へ続く)
ブログランキング参加しています
クリックしていただくと投票が完了します
↓↓↓
ここへ来て、沢山読者申請やアメンバー申請をいただいております。
ありがとうございます。
新しくご覧になって下さっている方はご存じないかと思いますので改めて
お知らせいたしますが、当ブログは今月で完結の予定となっております。
「え!そんな!」と思って下さる優しいあなた、過去記事も読んでやって下さい。
しかしながらフィルタリングが厳しくなり、携帯から読めないものも増えている
ようなので、順次対策していきます。
もう少しハプバー話は続きますが、
アーミー繋がりということで私の昔の彼のお話に横恋慕。
演習でロケットランチャーを打つよとメールをよこしていた、あの男です。
僕にもう少し、血合の部分が多かったころの話でございます。
「ここ座っていいですか?」
△衛隊員と結婚した友人の結婚式の3次会、その男は僕の向かいの席にいた。
あまり見なくなったダブルのスーツだ。しかしそれがよく似合っている。
…ああ、披露宴のとき余興で同僚の頭坊主にしてた子だ…。
「どうぞ」
僕はよそいきの笑顔で彼に席を勧めた。思えば僕は初めて彼を見たときから
少し気に入っていたのかもしれない。
…しかしその後が悪かった。
奴は座るなり僕のビールを飲み干し、(飲み放題なので、黙って追加で頼み)
僕の煙草を黙って吸い出し、(とりあえずライターもさりげなくさし出し)
彼はこう言った。
「俺、煙草吸う女嫌いなんだよねぇ…」
…いくらこのとき僕が若くてもですよ?そうそう人にキレることは無かったのです。
でもこれキレてもね、正当だと思うんですよ。いいですか?いいですかね?
僕の声は低い。怒ったときはさらに低い。地を這うような低音だ。
「おい、てめぇ何言ってんだ。誰の煙草吸ってんだよ、あたしんだろーが。
だいたいなんだ?座っていきなり人のビール飲むか?
こっちはてめーが飲んだビールの分黙って注文してんだよ、
おい、なんか言うことあんだろ」
僕このとき…黒のオフショルダーのニットカットソーに赤と白のサテンのスカート。
アップスタイルにシルバーのミュール。
周りに座っていたドレス姿の友人とスーツを着た彼の後輩が黙り込む。
彼がぽつりと言った。
「…ごめんなさい」
「別にわかりゃいーよ」
古くからの友人たちは「ハンターちゃんが怒った…ハンターちゃんが怒った…」と
ひそひそ話をしていたらしい。確かに僕は、昔はもっとたくさんキレていた。
しばらくしてお手洗いに立つと、どうしようもない飽きた感が襲ってきた。
バカ男のことは関係なかったがもう2時を回っていたし、帰りたくなった。
バッグを取って、みんなにいとまを、友人と旦那になった彼に祝福を述べた。
「帰るの?じゃあ俺も帰る」
はあ?
意外だった。意外というより枠外だった。欄外というか…いや、新聞だったら
くだらな過ぎてオちた記事みたいな…。
僕は「いいから飲んでろよ」と一言いうと、店から出て階段を下った。
後ろでバコンと店の扉が改めて閉まる音がして、だらりだらりと階段を下る靴音が響いた。
「ねぇ待って」
「るせ、ついてくんな」
「飲みに行こうよ、一軒だけ」
正直飲み足りなかったのでつい足が止まった。…ああ悲しき酒好き…。
「飲みに行くなら…」
「やった!…あ、ちょっと待ってて、俺財布忘れた、取ってくる。ここで待ってて、
絶対待ってて」
「わーったから早く取ってこい」
「じゃあ、チュ」
「なんでだっ!」
僕は奴の頬を押して拒否し、彼は嬉しそうに階段を上っていった。
よし、今…今のうちに。
しかし僕はそこを去ることは無かった。
Mなのかバカなのかわからんけど、珍獣に興味があった。
(ロケットランチャーの男 思いがけず2へ続く)
ブログランキング参加しています
クリックしていただくと投票が完了します
↓↓↓