前回のシシさんのことは、花織のことのずっと前です。
前後してすみません。
そんで、アーミーズは順番がもっと後でしたのでしばらく忘れてください。
重ねてお詫びします。




実はハプバー店員花織の一件以来、僕はハプニングバーへ通う足取りが
重くなっていた。


花織の依頼で、僕は花織の彼と行為に至ったが、その際彼は僕の連絡先を
聞こうとした。
つまりはハプバー外でのデートがしたいってことだ。
それはあり得ない。外で遊ぶ人は恋人、僕はそう決めているからだ。
だいたいの女性客はそんな感じに決めているはずだ。


それが原因で、花織は彼と別れた。


恋人との別れに絡んでいるのは気持ちのいいものではない。
僕から見ればあの男は最低だが、花織は彼を相当好いているようだったし、
果たして別れたことが花織にとって良かったのかはわからない。


いい男も現れなかったし、全く気のりせず、酒は進むがコスプレさえしない。
完全に普通のバーとして飲んでいた。


それでもなんとなく、サービスしなければいけない雰囲気のこともあった。
うっかりメイド服なんか着ようものなら、通りがかりにブラのホックを外されたり
いきなりズボンを脱いで見せつけてくる奴も居た。
そのたびに僕は時間が早かろうとさっさと店を後にした。




盆休み。
僕はモンさんにメールを入れた。忙しい彼も、休みだろうと思ったから。


彼は実家に帰っていた。
【兄夫婦も帰ってきて、今は子守だよ。パシリにされてアイス買ってきたとこ。
昼はマックかなぁ…おじちゃんはそうめんが食べたいと言ったら
却下されそう…俺ものんびりしてぇ~】


叔父さん…威厳ゼロですが。
それより実家に帰っているということは…会う時間は…無いのかな。
「また外で会っちゃう?」と言っていたのは彼だが…。無いのかな…。


僕は決めた。


彼が盆休み中に、会おうと言わなかったらもう、諦めよう。
モンさんを本当に諦めよう。
彼から連絡が来ることは無いから、それでもうお終いだ。




そして、盆が終わったが、本当にモンさんから連絡は来なかった。
恋の幕切れはあっけないものだ。
僕の5ケ月の理不尽な片思いは終わった。


日々モンさんのことが薄れ、ハプバー通いもやめられないまま、
ちんたらちんたら毎日を過ごした。
あまりにもハプニングを起こさない僕を店員も心配し始めた頃、
あの彼がハプバーにやってきた。



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