「どんな風にされたいか言ってごらん…?」


僕は彼を丸裸にしてソファーに座らせた。
耳元で囁くとそれだけで彼は身体を固くし、
アクセントのたびにビクビクと反応した。
彼の大王様は早くもはち切れんばかりに反り返っていた。


彼の肌のきめを確かめるように、丁寧に唇を押しつけ、舌を使う。
面で舐めたりクレヨンのように先を細くして落書きする。
下半身に到達すると、僕は反り立った王子に息がかかるくらいの距離で
話した。


「こんなにして恥ずかしいと思わないの…?
これだけ大きくしたら向こうの女の子達にも丸見えだよ…」


王子は自分の世界に入り込んでいくようだった。
僕の胸を触っていたが、そのソファーから一向に動く気配がない。
あれ…?しないのか?このままな感じすか?
僕はカマをかけることにした。


「このまま抜いちゃおうかなぁ…なんかすぐ出そうだし」


王子は小さく頷いた。
ああ…言うんじゃございませんでした。女王検定、落第。




……!ニガッ!
しかしここは最後まで責めねば女が廃る。十分に口で転がして見せ、
飲んだ。


「…すっごい萌えた…」


そりゃそうだろうよ、普段こんな丁寧な仕事彼氏にだってしませんよ。
ティッシュを取ってあげると、彼はまだ立ち続ける自分の物の先を押さえた。


「…ほら、こないだのシチュエーションと一緒じゃん?」


こないだ?


「あの女子高生フェチの人とここでこういうのしてたじゃん。
俺、ああされてるんだなって思ったらすっごい気持ちよくって」


ソコですか!?



なんだ、最初から僕を抱く気なんか無かったんだな…。
この人はただ単に、自分の欲求に忠実なだけじゃないか?


王子とするのは気持ちが良かった。身体がピッタリ合う感じがする。
舐めるのも触るのもかき回すのもちょうど良い。

最初に会った時とその次、2度だけそれがあって後は体を触られていない。


やっぱ…初物喰いじゃね?
そういえば今日は初めてらしい客も王子好みの女性もいなかった。


やっぱ…安パイってことか?あたしはアースか?
さっさと着替えて帰る王子の背中を見送りながら、
僕は湧き出でた疑念を拭えずにいた。




(疑惑の王子 終わり)




ブログランキング参加しています
クリックしていただくと投票が完了します
   ↓↓↓
乙女心とハプバーと