ハイハ~イ、皆サマ!
ご当地グルメ研究家の椿でございま~す♪
某日、とあるところから連絡が来た。
その名は日本酒応援団。
「日本酒のあるライフスタイルを、世界中に。」というコンセプトを掲げていて、全国にある、情熱溢れる日本酒の蔵元さんと一緒に、酒米の田植えから仕込みまで共同で行って、スペシャルなお酒を醸している。
「椿さん、イイ話があるんですよ。へっへっへ。10月に旨い牡蠣とのペアリングの日本酒発売するんですが、先にちょいと1杯やってみませんか・・・」
「ハイ、喜んでッ!!!!!!!」
※脚色されてます。
【究極のペアリング産直シリーズ・10月】
幻のミニ牡蠣 大入島オイスター16個×KUNISAKI純米大吟醸
国東市の萱島酒造で仕込まれたKUNISAKI (くにさき)と佐伯市の大入島オイスター。
椿的には佐伯市といえば真っ先に思い浮かぶのがごまだしなんだが、大分県の牡蠣ってこれまであまりイメージになかったな。
新栄丸の宮本さんの名前が書かれたパックの中には16個の生牡蠣ちゃん。
大入島の佐伯湾で育った、1年未満のバージンオイスターで、一度も産卵していないそう。
佐伯湾で初めて牡蠣の養殖に成功したのが、この大入島オイスターなんだって。
さて、シーズン最後の箱根枝豆をGETしたので茹でて、晩酌の準備完了。
牡蠣は生で食べたいから、殻を水洗いしてからいただきます。
牡蠣をいただく前に、まずはKUNISAKI を飲んでみると、どっしりとした旨味とお米の香りがして、口に香る余韻が心地よいなぁ。
スペックのところに「フルボディ、スパイシー、旨味」と書かれていたが、スパイシーさはさほど感じなかった。
あまり純米大吟醸っぽくはないけど、無ろ過生原酒だから牡蠣とは相性良さそうだ。
大分県なので、本来添えるべきは「かぼす」なのだろうが、徳島出身なのでウチの冷蔵庫にあった「すだち」で許してぇ・・・
ちなみに、すだちの方が小さくて酸味と香りが立ってて、それに比べるとかぼすはみかんくらいのサイズだし酸味もマイルド。ま、どっちも美味しいんだけど。
かぼすとすだちを間違えると、大分ケンミンと徳島ケンミン双方を敵に回すから気をつけてください(笑)
さて、小ぶりの牡蠣だが、しっかり身が詰まっている。
まずはそのままパクリといきまーす。
ぎゃーめっちゃ旨い。
ナニコレーーーーーーーー。
美味し過ぎて目を見開いた。
牡蠣のことを海のミルクとよく言うけれど、これは海のチーズだ。
ミルキーで奥深い濃厚な味わいが口いっぱいに広がる。
昔食べたフランスの生牡蠣に似てる気がするなぁ。
そこに日本酒を流し込むと、お米と発酵の旨味が相乗効果を発揮してくれる。
すだちをかけると、旨味がキュッと引き締まる。
夫婦でペロッと全部平らげたわー。
いやー、優勝です♡
KUNISAKIは味の変化を楽しみたいので、飲み切らずに冷蔵庫で育てることにした。
それを楽しみに週末を待とう~。むふふ。
しばらくサボっているのだが、椿も僕らの酒プロジェクトで、神奈川県大磯町の耕作放棄地だった田んぼを開墾して、自分たちで稲を手で植え、農薬や肥料を使わず育てて、手刈りして天日干しして、出来上がったお米を蔵元さんのタンクで仕込む・・・ということをやっていたので、日本酒応援団には親近感しかなかったのだが、大磯には生牡蠣ないからなw
そんなわけで忖度ではなく、この素晴らしきペアリングは激推しできる。
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椿@ご当地グルメ研究会のmy Pick