ハイハ~イ、皆サマ
B級ご当地グルメ保存委員会の椿でございま~す
愛媛県松山市のB級グルメのひとつで、最近ちょっと話題の三津浜焼き
三津浜というエリアの港町で食べられていて、大正時代の「一銭洋食」がルーツと言われている。
三津浜焼きは最近になってブランド化された名前で、お店の看板やメニューには「広島風お好み焼き」と書かれていたりするのだが、これがまた似ているようでちと違うのよね。
お邪魔したのは9月末だったので、「10月から増税で値段が変わるんです」って申し訳なさそうにおねーさんが言っていた。
薄い生地、キャベツと麺(うどんかそば)が入るのは広島と似ている。
鉄板の上でうすく伸ばした生地に、横でざざっと味付けした麺をのせ、その上に千切りキャベツやちくわ、卵などの具をのせるので、「そば台・うどん台」って言うんだなー。
広島だと、生地伸ばした上に材料をどんどんのせていくスタイル。
(通常店内は写真撮影禁止なので要注意!)
昔は狭い鉄板を使っていたので、こうやって折った状態で提供される。
具としてゴロゴロとした牛脂が入っているのも特徴的で、他はシンプルな材料の中に魚粉と共に牛脂のコクが出て旨味が増している。
そのせいか妙に腹持ちが良くて、夜まで全然お腹すかなかった・・・笑
元はたこ焼きや駄菓子的に、民家の軒先で売られていたみたいだ。
現在はスーパーのお弁当やお惣菜コーナーに並んでいて、こっちの方がよりお好み焼きっぽいね。
三津浜からは広島行きのフェリーが出ていて、海を通じて繋がっているわけだから、歴史的にどちらが先かはわからないけれど、影響を受けているのは間違いないよね。
この三津浜焼きが「広島焼き風」って言われているのに対して、広島の人がどう思っているのかを聞いてみたいなぁ・・・笑
■ 日の出
【住 所】 愛媛県松山市三杉町11-8
【電 話】 089-952-3676
【交 通】 伊予鉄 三津駅より徒歩2分
【営 業】 11:00~19:00 水曜定休
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