ハイハ~イ、皆サマ
B級ご当地グルメ保存委員会の椿
でございま~す
東日本大震災から2年目の3.11を目前にした3月2日・3日、
宮城県の気仙沼&岩手県の陸前高田へ行ってきた。
雪がチラつき、風が吹き荒れた日だった
【大人の週末留学in気仙沼1】牡蛎剥きと海中貯蔵酒
【大人の週末留学in気仙沼2】海の幸と蒼天伝の試飲
【大人の週末留学in気仙沼3】気仙沼のお宿とその周辺
【大人の週末留学in気仙沼4】ホテルの食事とつばき会の皆さん
【大人の週末留学in気仙沼5】朝ごはんと共徳丸
宮城県気仙沼から北上して岩手県陸前高田に入り、気仙中学校跡を訪ねる。

3階建ての校舎が津波で水没し、窓もなくスカスカ状態。
こう見ると、海の方が高いんじゃないかと思えるほど、水位が迫っている。
中学生達は高台を目指して全員無事に避難できたが、校舎はまだこの状態だ。

陸前高田は、全長2kmに渡り7万本の松林が続く美しい砂浜で、
岩手の湘南と呼ばれていたところ。
東日本大震災で壊滅状態に至ったのはご存知の通り。

こういう看板が起きた事実をよりリアルに感じさせる。
ここでしばし黙祷を捧げた。

海岸線はまだこんな状態で、工事関係者しか近寄れない。
東京で日常を過ごしていると本当に気づかないが、
これを見て「復興は進んでいる」なんてこと、口が裂けても言えないよ。

復興のシンボルとなった、奇跡の一本松
気丈に残った松ではあったが、海水をかぶって立ち枯れそうになっており、
陸前高田市長の呼びかけで寄付金が集められ、モニュメントとして保存することに。
カーボンファイバー(炭素繊維)で補強する工事などが行われていた。
本当は3.11に合わせて工事が完了する予定だったようだが、
元の姿と違うことがわかり、完成予定は6月頃になるらしい。

国道沿いにある、道の駅高田松原。
このすぐ真後ろが海で、13.5メートルの津波が押し寄せたそうだ。

今回案内していただいたのは、
和食器や雑貨、地酒などを販売する「いわ井」のご主人、磐井さん。
代々この地で商売しており、12代目になるそう。

ときどき積み上げられたガレキも残るが、見渡す限り、とにかく野原が広っている。
磐井さんの話では、津波に関しては鉄骨は全然ダメで、
公共の建物や、この写真のNTTなど、鉄筋コンクリートは外観が残ったみたい。


「ここが私のお店で、隣は○○屋さんで、向かいは△△屋さんで・・・」
と商店街の中心にあったお店と、あの日のことを話してくれた。
初めは、まさかここまで津波が来るとは思ってなかったのに、
防災無線の避難指示が、ただ事ではないことを予測させ、ようやく逃げたんだそう。

お店があった場所から実際に磐井さんご夫婦が避難したルートを歩く。
この階段を登って高台に逃れたんだって。

これは御神輿だそう。
ご近所のお宅のお子さん達は実家から離れて暮らしていたので、
慰霊祭のために帰省しようにも、彼らには親もいなければ泊まる家もない。
磐井さんが「うちに泊まりなさい」と声をかけたのだと言う。
離れて残された家族にはそういった事情もあるんだ

あの日、自然はこの地からいろんなものを奪っていったんだな・・・

そんな磐井さんは、仮設商店街「栃ケ沢ベース」で
お菓子の木村屋、蕎麦のやぶ屋と共に商売を再開させている
今回はコチラでお買い物を。
ちなみに写真の赤い上着の人は、岩手県出身のTBS小笠原アナウンサー。
『はなまるマーケット』の取材で来られたそうで、私も取材を受けた。
3月11日放送分だったようだけど。

この日は3月3日だったので、お菓子の木村屋は大忙し。
そんな中でも、店主の木村さんがバスの中に挨拶をしに来てくれた。

和菓子、洋菓子いろいろあって、かなり迷っちゃうけど、
気に入ったものをカゴに入れてお会計。

こんなキュートなマシュマロも買っちゃった

いわ井の店内はこんな感じで、和食器や地酒やお醤油なども置いてあるので、
女性達は買い物魂に火がついていた
私もバッグや手ぬぐい、お酒などをお買い上げ。

店の前には甘酒が置いてあった。
冷えたカラダに染みるなぁ
陸前高田には酔仙というお酒がある。
震災前に出荷されていたものを見つけて買ったことがあったけな。
その酔仙はしばらく休業していたが、現在は大船渡市で酒造りを再開している。
他の蔵元さんの場所を間借りして、再出発している蔵元さんも多いのだ。

酔仙の蔵や倉庫は壊滅状態で、現在その跡地はグラウンドになっていた。
ここまで津波が押し寄せただなんて、考えるとゾッとする。
だって海なんか見えない所だもん。
色々な思いを乗せてバスは再び気仙沼に戻る・・・
Twitterもやってるよ。
「奇跡の一本松って工事中なの
」 「自然にはあらがえないね
」
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東日本大震災から2年目の3.11を目前にした3月2日・3日、
宮城県の気仙沼&岩手県の陸前高田へ行ってきた。
雪がチラつき、風が吹き荒れた日だった

【大人の週末留学in気仙沼1】牡蛎剥きと海中貯蔵酒
【大人の週末留学in気仙沼2】海の幸と蒼天伝の試飲
【大人の週末留学in気仙沼3】気仙沼のお宿とその周辺
【大人の週末留学in気仙沼4】ホテルの食事とつばき会の皆さん
【大人の週末留学in気仙沼5】朝ごはんと共徳丸
宮城県気仙沼から北上して岩手県陸前高田に入り、気仙中学校跡を訪ねる。

3階建ての校舎が津波で水没し、窓もなくスカスカ状態。
こう見ると、海の方が高いんじゃないかと思えるほど、水位が迫っている。
中学生達は高台を目指して全員無事に避難できたが、校舎はまだこの状態だ。

陸前高田は、全長2kmに渡り7万本の松林が続く美しい砂浜で、
岩手の湘南と呼ばれていたところ。
東日本大震災で壊滅状態に至ったのはご存知の通り。

こういう看板が起きた事実をよりリアルに感じさせる。
ここでしばし黙祷を捧げた。

海岸線はまだこんな状態で、工事関係者しか近寄れない。
東京で日常を過ごしていると本当に気づかないが、
これを見て「復興は進んでいる」なんてこと、口が裂けても言えないよ。

復興のシンボルとなった、奇跡の一本松

気丈に残った松ではあったが、海水をかぶって立ち枯れそうになっており、
陸前高田市長の呼びかけで寄付金が集められ、モニュメントとして保存することに。
カーボンファイバー(炭素繊維)で補強する工事などが行われていた。
本当は3.11に合わせて工事が完了する予定だったようだが、
元の姿と違うことがわかり、完成予定は6月頃になるらしい。

国道沿いにある、道の駅高田松原。
このすぐ真後ろが海で、13.5メートルの津波が押し寄せたそうだ。

今回案内していただいたのは、
和食器や雑貨、地酒などを販売する「いわ井」のご主人、磐井さん。
代々この地で商売しており、12代目になるそう。

ときどき積み上げられたガレキも残るが、見渡す限り、とにかく野原が広っている。
磐井さんの話では、津波に関しては鉄骨は全然ダメで、
公共の建物や、この写真のNTTなど、鉄筋コンクリートは外観が残ったみたい。


「ここが私のお店で、隣は○○屋さんで、向かいは△△屋さんで・・・」
と商店街の中心にあったお店と、あの日のことを話してくれた。
初めは、まさかここまで津波が来るとは思ってなかったのに、
防災無線の避難指示が、ただ事ではないことを予測させ、ようやく逃げたんだそう。

お店があった場所から実際に磐井さんご夫婦が避難したルートを歩く。
この階段を登って高台に逃れたんだって。

これは御神輿だそう。
ご近所のお宅のお子さん達は実家から離れて暮らしていたので、
慰霊祭のために帰省しようにも、彼らには親もいなければ泊まる家もない。
磐井さんが「うちに泊まりなさい」と声をかけたのだと言う。
離れて残された家族にはそういった事情もあるんだ



あの日、自然はこの地からいろんなものを奪っていったんだな・・・

そんな磐井さんは、仮設商店街「栃ケ沢ベース」で
お菓子の木村屋、蕎麦のやぶ屋と共に商売を再開させている

今回はコチラでお買い物を。
ちなみに写真の赤い上着の人は、岩手県出身のTBS小笠原アナウンサー。
『はなまるマーケット』の取材で来られたそうで、私も取材を受けた。
3月11日放送分だったようだけど。

この日は3月3日だったので、お菓子の木村屋は大忙し。
そんな中でも、店主の木村さんがバスの中に挨拶をしに来てくれた。

和菓子、洋菓子いろいろあって、かなり迷っちゃうけど、
気に入ったものをカゴに入れてお会計。

こんなキュートなマシュマロも買っちゃった


いわ井の店内はこんな感じで、和食器や地酒やお醤油なども置いてあるので、
女性達は買い物魂に火がついていた

私もバッグや手ぬぐい、お酒などをお買い上げ。


店の前には甘酒が置いてあった。
冷えたカラダに染みるなぁ

陸前高田には酔仙というお酒がある。
震災前に出荷されていたものを見つけて買ったことがあったけな。
その酔仙はしばらく休業していたが、現在は大船渡市で酒造りを再開している。
他の蔵元さんの場所を間借りして、再出発している蔵元さんも多いのだ。

酔仙の蔵や倉庫は壊滅状態で、現在その跡地はグラウンドになっていた。
ここまで津波が押し寄せただなんて、考えるとゾッとする。
だって海なんか見えない所だもん。
色々な思いを乗せてバスは再び気仙沼に戻る・・・

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