ぼうしのみみを食べる

ハイハ～イ、皆サマ
B級ご当地グルメ保存委員会の椿でございま～す


日本は狭くて広い。
その周辺地域では当たり前だけど全国的には知られてない・・・
という食べ物が実はたくさんある。

ご当地パンもそのひとつだ。
今回は、四国のコンビニで見つけたぼうしのみみというパンを紹介。



ぼうしのみみって何よ・・・と思う人も多いだろう。
この名前にピンときたら、かなりのパンマニアか高知県民に違いない。

高知県にはＵＦＯみたいな形のぼうしパンというものがある。
クリームパンやメロンパンと同じように、あちこちのパン屋さんに並んでいて、
知らない人はいないほどメジャーなもの。
１９５０年代に生まれた菓子パンで永野旭堂本店が元祖。







元々は、職人さんがメロンパンを作っているときに偶然生まれたものだった。
パン生地の発酵中にビスケット生地をかけるのを忘れてしまい、
慌てて後からかけたところ、生地が垂れて、帽子のつば状に焼き上がったのだそう
実は、間違えてカステラ生地をかけちゃったんだって

当時は「カステラパン」という名前だったのに、
お客さんが「ぼうしパン」と呼ぶもんだから、それが定着したらしい。

丸い部分はふわりとやわらかく、周りがサクサクで美味しいのよ
確かにこのサクサクの部分だけ食べたくなる気持ちはわからんでもない。



で、その願いに応えたのが「ぼうしのみみ」というわけだ。



このような薄い生地が３枚入っていた。
感覚的には、パンというよりクッキーに近いかもね。
カステラ独特の卵味がする甘さと食感は女子ウケするだろうな

口の中の水分を奪われるので、コーヒーをお供にどうぞ
けっこうお腹いっぱいになるわよ～。




Twitterもやってるよ。



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