ぶどう狩りは空を見上げる。

葉と葉の間から太陽に光が入ってくる。

香りを感じながらハサミでパチーンと切る。

何気ない動作

食べると甘い感覚。

土の感触。

息子たちには刺激がいっぱいだ。

 

 

自分が美味しいものを食べると

大事な人にも食べさせてあげたい。

今でも同じ感覚を持ち合わせているようだが

息子のこの感覚の原点はこのあたりにできたように感じる。

 

 

お嬢をはじめ 幼稚園のお友だち

ご近所さん みんな食べさせたーい!と言うので

たくさん摘んで たくさんお土産を買った。

少しだけだが葉っぱを入れる念のいりよう。

みんなに配ってみんな喜んでくれた。

 

 

ただ 車。

申し訳ないくらい汚してしまった。

息子たちがよく喋るので室内はすぐ曇ってしまう。

その上 汚い手で窓を触る。

もみじのような手の跡がガラスに残る。

相手は小さな怪獣。

 

 

送ってもらったあと 洗車にいったに違いない。

あー申し訳ない。