ハリーに 感謝 | 松本風民の催馬楽ライカ

ハリーに 感謝

ハリー さんにはね、ホント感謝してる。


ストリート・スライダーズのアルバムを遡って聴いていってね、

だんだんとこう、なんつーか、独特なヨコノリ?の気持ちよさ?

ぼくの脳の 「ヨコノリなグルーブを気持ちよく感じる部分」を

生まれて初めて触られたような感じになっていきましたね。


そんな中、忘れられないライブがある。

1995年の12月21日の武道館。

あれはすごかった・・・


“Rock'n Loose Night ” と題されたツアーで、

演奏されるメニューはおもに、アルバム「Nasty Children」からの

選曲が多かったんだけど、この日はわりとぼくがやってほしい

既存のナンバーもいっぱい演ってくれて、嬉しかった。


でも、特筆すべきは、ライブが中盤に差し掛かった10曲目の “It's Alright Baby”。


ジェームスのペースから始まったそのナンバーは、最初

「あれっ?スライダーズにしてはめずらしく、ちょっとリズム走ってんじゃないかな?」

と、思ってしまうくらいのリズムだったんだけど、

ズズのドラムが入り、蘭丸とハリーのギターが絡みあい始めると、

だんだん武道館全体が(そこにいる人全員が)文字通り一体化されていきました。


うまく説明できないんだけど、それぞれ1万人がそれぞれのノリで楽しんでるって

いう感じじゃなくて、その時だけは、スライダーズの演奏から噴き出してくる

グループのうねりみたいなものに、全員一致で同じグルーブに身を任せていた

ような一体感。自然に1万人がそのリズムに乗ってしまったって感じの一体感。

っていうんでしょうか?


そのときばかりは、あの場所にいた人みんなが、同じことを感じて

いたんだろうと思います。まー、鳥肌がたちましたわ。


その曲が終わった後、蘭丸がステージ  しもて のスタッフのほうを見て、

「どんなもんだい」 って感じて小さくガッツポーズしてました。

よっぽど手応えあったんでしょうね。本人たちも。


そんな素晴らしい演奏のときに、そこに居れて

本当に良かったって思ってます。ツイてるね、俺。

ハリーさんや、スライダーズには感謝しています。


あんな経験はいまだにあれっきり。