消しゴム | 松本風民の催馬楽ライカ

消しゴム

妹が幼稚園に通っていたころの話。

小さいときって、意味もなくタンスの引き出しとかを

開けたり閉めたりして遊んでた。そんときの話。



妹 「にいちゃーん。タンスに消しゴムが入っとるでー」


兄 「どこに?」


妹 「おかーさんの着物の上に」


なんか、もう、おかしいでしょ。

タンスに消しゴムって。母親の着物をきれいに保管しておく

白い布でできた着物入れの袋の上にあるって言ってる。


母がミシンの内職で使ってたものが、たまたま

タンスに紛れ込んだのかと思っていたんだけど・・・


妹 「にいちゃーん。なんか、やらかいよ。この消しゴム。ぷにぷに」


ぼくは、興味深々で見に行った。

確かに触るとやらわかい。肌色。まさに子ブタのよう。


母を呼んだ。


母 「ぎぃやーーーーー!」


兄 「なに?なに?」


母 「あんたら、それ、消しゴムちがう!」


妹 「ほんなら、なに?」


母 「ねずみの赤ちゃんやー!」


兄妹で、ねずみの赤ちゃんの死骸を

さんざんいたぶって遊んでいたのでした。

きもちわるー!


見たことある?ねずみの赤ちゃんって。

ないでしょ?