校歌斉唱 | 松本風民の催馬楽ライカ

校歌斉唱

ダウンタウンのコントで、
甲子園で勝利した高校チームが
校歌斉唱するというやつがあった。

その、歌詞が秀逸。多分、松本さんが考えたんだと思うんだけど・・・
(違ってたらすいません)

たしかその歌詞の内容は・・・

「こーとりーのさえずり、悩ましく~」♪

「パープルタ~ン、パープルタ~ン」♪

「親からもらった、真っ赤なボディ」♪

「こ~ころ~に秘めたる~、芸者のこーこーろー」♪

セリフ
『なんや、にいちゃんらーも、おばちゃんなんかより、
 若い子ぉーらぁーの方がえんか?』

「わーが、ぼーこーおー」♪


この、途中で挿入されるセリフにぼくは痛く感動した。
このセリフはぼくが小さいころ、近所のおばちゃん連中に
よく言われたものだったからです。
まー、何気ない言葉だったので、すっかり忘れてはいたんですが、
そのコントを見たとたん、忘却の彼方からフラッシュバックするように
鮮明に思い出されたのでしたー。

どういうときに、近所のおばちゃん達は、
あのセリフを使うかというと・・・

たとえば、近所で誰かが結婚するってとき。
ぼくの田舎では、お嫁さんが着物着て、おしろい塗って
家から出て来るのを近所の人たちみんな表に出て待ってる。
みんなで祝福するっていう、のどかな感じ。

で、その待ってるあいだ、和菓子が配られるので
子どもたちは、お嫁さんを見るというより、
和菓子欲しさに集まってくる。
まー、にぎやかになるので、それもいい。

お菓子を配る係りは、顔見知りのおばちゃんや、
若い中学・高校生ぐらいのおねーさんもいる。
そこで、たまたま自分が欲しいお菓子を配っているのが
その高校生のおねーさんだったりして・・・
その人のところにお菓子をもらいに行くと、さー大変。
横で見ているおばちゃんが言うのである。

『なんや、にいちゃんらーも、おばちゃんなんかより、
 若い子ぉーらぁーの方がえんか?』

・・・あのね、ぼくらね、まだ小学校上がる前ですわ。
お菓子目当てにきまってますやん。
好きなお菓子を手に入れたい一心ですやん。
しかも、おばちゃんが配ってる和菓子って
青ノリがまぶしてある、ちょっと苦いやつやん。
大人の味やん。それ。

ぼくらは、まだ、そんな微妙な味を楽しめるほど
舌は発達しておりません。

子どもが寄りつかないのを自分らの歳のせいにしてるみたいやけど、
マーケティング出来てないだけやで。