妹のいとおかし作戦 | 松本風民の催馬楽ライカ

妹のいとおかし作戦

小学校、高学年の頃だった思う。

妹は、低学年。


母親が2人のためにお菓子を買って

戸棚に置いといてくれるときがあった。

毎日ではないが、だいたい「カール」とか「かっぱえびせん」

みたいなメジャーなやつを、2袋づつ置いといてくれる。


それをぼくは少しづつ、つまんでいくという感じで・・・

けっこー戸棚に置きっぱなしってことも多かった。

買ってもらったのを忘れて、長い間、封を開けないことさえある。

一方、妹はというと、その日のうちに2袋とも全部食べてしまう。

あればあるだけ食べてしまう成長株だ。


こんなことがあった。


妹 「おにーちゃん、この 『カール』 と 『かっぱえびせん』 どっちがいい?」

僕 「ん~?別にどっちでもいーけど~」

妹 「いーよ。選ばせてあげるよ。」

僕 「じゃあ、カール」

妹 「じゃ、私は、えーびせん!」


     ↓


妹、ソッコー開封!ビリッ!


ボリっ、ボリっ、ボリっ、むしゃ、むしゃ、むしゃ、

もぐ、もぐ、もぐ・・・バリむしゃ・・・・バリっむしゃボリッ!

パク、パク、パク、もぐっく、もぐっく、もぐっく、ごっくん。


・・・・って、うまそーに食ってっけど・・・

それ、もともと両方とも、俺の菓子じゃねぇの?


 そんで、「選ばせてあげるよ」 ってかいな・・・


とぼけて人の菓子を奪っていこうとする道すがらで、なに

『兄思いの妹』 を演出しとんねん!ボケッ!

ずーずーしぃわ!アホッ!