こんにちは。

 

大樹レーシングの募集額について、過去のデータを整理しながら考えてみたことを書いてみます。

 

大樹レーシングから一口馬主を始めて、はや数年。

ある程度経験とデータが溜まってくると、クラブの募集額の傾向が少し見えてくるようになりました。

 

結論から言ってしまうと、大樹の募集額には結構分かりやすい傾向があると感じています。

大樹の募集額を決めている担当者は、かなり目利きができるのではないかということ。

単なる価格設定ではなく、馬のポテンシャルを割と正解に近いレベルで見抜いた上で、「この馬はどこまで行けるか」を数字に落とし込んでいるように見えます。
募集額がクラブの期待値そのものと言ってもいいくらい。
 

実際、募集額と勝ち上がるクラスには思った以上に相関があります。

過去7年の募集額を並べてみると、全体の勝ち上がり率は概ね40~50%になります。

(現4歳、現5歳世代はやや低く25%ほど)

 

■価格帯ごとの傾向

  • 1,000万未満

自家生産は未勝利止まりが多く 勝ち上がり率20%以下

セール購入馬はこの価格帯で募集することがほとんど 勝ち上がり率約40%

 

セール購入馬の募集額が安い理由は「TAIKIRADIO」で社長が説明していましたが、

“一口馬主を始めやすい価格帯を用意している” ようです。

以前はセール購入馬の勝ち上がり率が良かったものの、ここ数年は勝ち上がりが出ておらず、分母も少ないためブレが大きいゾーンです。

  • 1,000以上~2,000万未満
勝ち上がり率35%前後
最も募集頭数の多いボリュームゾーン
この価格帯は、クラブ的に「勝ち上がりが目標」のゾーンと考えています。
勝ち上がりさえすれば馬代回収が達成できそうな価格帯ですが、勝ち上がるまでに馬体・歩様・気性などの成長が必要な馬たちがここに集まっている印象です。
  • 2,000以上~3,000万未満
勝ち上がり率50%前後
大樹比較では高額募集に分類されるこのゾーンは、しっかり勝ち上がる馬が増えてきます。
クラブ的に「1勝はできそう。できれば2勝クラスまで行ってほしい」 という期待が込められていると感じます。
特に、種付け料が100~300万円台なのにこの価格帯に設定された馬は、馬体の出来を高く評価されたと見ています。
種付け料ではなく、馬の出来でこの価格帯に入っているケースが多いと思います。
(世代に1~2頭いることが多かったのですが、ここ数年は募集額が二極化しており該当する馬がいません)
  • 3,000万以上
勝ち上がり率50%前後
世代に1~2頭ほどいます。
原材料費や人件費の高騰もあり、ここ5年で3,000万以上の募集馬が出てきました。
勝ち上がり率自体は2,000万台と大きく変わりませんが、勝ち上がった後の伸びしろが明確に違う価格帯です。
勝ち上がった馬の約6割が2勝クラス~3勝クラスまで勝ち上がっています。
 
※ネフェルティティ産駒はちょっと特殊で、 兄ラムジェットが東京ダービー勝ち馬のため基本は高額設定になります。
(大樹/ビクトリーが繁殖セールでネフェルティティを買ったあとにラムジェットが東京ダービーを勝って棚ぼた)
弟タイキブリッツェンは5,000万募集でも完売しました。しかし、さすが重賞馬の弟らしく早々に2勝クラスまで勝ち上がっており、母の繁殖力の高さを感じます。
25年産駒はラムジェットと同じマジェスティックウォリアーが配合され、現在クラブで募集中です。

ネフェルティティ産駒は、久しぶりに大樹が重賞制覇を狙えるポテンシャルがあるように思います