近代美術館ではピカソら前衛芸術も理解できなかったりします(>_<)
芸術とは縁遠い無粋な生き物と自覚はしていますがコレは拙い。
素晴らしい芸術を見て心を動かすことも出来なくなっていたら・・・
改めて確認せねばいけませんね。
東山魁夷 ピエゾグラフ展が目当てですね。
あと某漫画の影響でイコンにも興味があったりします。
富士化学工業創設者のコレクションを展示しているからですね。
今は東山魁夷展をやっているので入館料は700円です。
障害者手帳を提示してら300円で済みますが(^_^)
中に入るとまずは第一展示室があります。
第一展示室のテーマはシルクロードですね。
ギリシアから中国まで様々な美術品が展示されていました。
ギリシアの壺にはケンタウロスらしき半人半獣の姿が描かれていました。
勿論古代ギリシャの画風なんでファンタジーに出てくる姿とは違いますね。
エジプトからは有名なスカラベの護符がありました。
太陽神と同一される神聖な虫ですね、別名フンコロガシ。
フンを丸めて転がす姿に太陽の運行を象徴とするとか、
ピラミッドを作るだけあって古代エジプト人の発想は凄いです。
ペルシャのラピスラズリのような藍色の陶器もありました。
更に社会の教科書で習ったガンダーラ美術も何点か展示されていました。
仏像の彫の深い顔立ちは日本や中国の仏様とは違いますね。
そしてガンダーラってパキスタンにあったんだ(^_^;)
パキスタン料理店によく行ってるのにそんなことも知らなかったなんて・・・(>_<)
中国からは陶磁器が並んでいて天目茶碗が何点もありました。
あと上市で見つかって後に榎本武昭の流星刀になった隕石がありました。
・・・本物は東京の国立科学博物館なんでレプリカですが(^_^;)
流星刀の写真も鞘だけだったりしますorz
流星刀は厨二心に響くので刃部分を見たかったなぁ・・・
と思い調べてみたらなんと一振りが富山市天文台にあるらしいです。
近場にそんな素敵アイテムがあったなんて一生の不覚ですね(^_^;)
とまぁ第一展示室だけで世界各地の美術品が見れて大満足です(≧▽≦)
まだまだコレクションがあるそうなのでまた足を運びたいですね。
最近入れ替えたばっかりなので当分は展示に変更は無いそうですが。
次は2階の第二展示室に向かいますが、EVが無くてしかも中々急な階段でした。
手すり万歳と思いながら辿り着いた第二展示室は・・・ファッション画展!?
う~ん縁遠いなぁ(^_^;)
絵画を通じて1800年代のヨーロッパで流行した服装を追っていけます。
絵画と言っても今でいうグラビア的なものですね。
当時の資料なのでデザインや服飾史に興味のある人は必見です。
俺にはゴスロリのキャラはこの時代の服なのかと思うのが関の山ですが(^_^;)
そしていよいよ東山魁夷 ピエゾグラフ展!
ピエゾグラフって何だろうと思ったら高精密な印刷技術らしいです。
つまりオリジナルではなく複写・・・なんだ複写かと思ってはいけません。
これが物凄い再現力でビックリしました(≧▽≦)
眺めているうちに風景画の世界に飲み込まれていくような感覚・・・感動ですね。
良かった、芸術に俺の心はまだ動くんだ・・・
どうやら前衛芸術が肌に合わないだけですね(^_^;)
どれも素晴らしい作品でしたが一番好みなのは黄山雨過でした。
霧に包まれた峰々に悠久な時の流れを感じさせてくれます。
静唱の水面に映る並木道の静けさも良いですね。
長野の美術館に行ってみたくなります。
KNBのパンフレットにちょっと展示作品が載ってました。
今月28日までなので興味がある人には行くことをお勧めしますね。
感動したところでまた2階へ上り休憩室へ。
ここでは剱岳の雄大な姿を間近に・・・
しかし最後の展示室のテーマは崇高な剱岳・東洋の祈り・西洋の祈りです。
当然剱岳の絵も何点かありました。
油絵よりも岩絵具の方が好みですね。
日本画の方が趣味に合っているようです。
そして東洋の祈りということで前田常作さんのマンダラが展示されています。
宗教色の強い・・・というか密教の象徴的な昔からの曼荼羅とは違って、
現代のマンダラは幾何学模様を前面に押し出してデザイン性も高めていますね。
発色の良い絵具を用いて幾何学模様に梵字でデザイン・・・
曼荼羅を見事なアートに昇華していますね。
西洋の祈りはロシア正教会で有名なイコンです。
ガラスを用いて色彩の豊かな教会のスタンドグラスと違い、
イコンは木版に描かれていて庶民的ですね。
信者が自分の家に飾ってきただけあって素朴な信仰心が感じられます。
絵柄はキリストや聖母マリアが多く、聖ペトロや聖パウロもありました。
しかし一番気になったのは・・・竜退治の聖人聖ゲオルギオスです。
からくりサーカスのあるるかんの聖ジョージの剣の語源ですね。
聖ゲオルギオスの代名詞である竜を退治する絵はもちろん、
大天使ミカエルと轡を並べて騎乗しているものもありました。
ヒーロー的な人気があったのでしょうか?
帰って調べてみたら騎士の守護聖人でモスクワの守護聖人でもありました。
竜を倒してお姫様を助ける・・・たしかに理想的な騎士の姿ですね。
日本屈指のイコンコレクションを堪能してきました。
シルクロードの美術品にイコンと常設の美術品だけでも素晴らしい上に、
東山魁夷展もあって西田美術館は想像以上に楽しめましたね(≧▽≦)
帰り道・・・
電車が視界に入る前から遮断機を下してきましたが、
踏切手前の駅を通過せずに停まりました・・・orz
駅に電車が入ってから遮断機を下せばいいのに(^_^;)



