2012.5.30 いつか迎える時が今訪れようとしている。
<現在???に滞在中~
現在5ヶ月遅れ!笑
それでもどんなに遅れようが毎日の出来事を更新しています。
2012.5.30 いつか迎える時が今訪れようとしている。
長く旅をすれば立派という訳でもなければたくさんの国を行ったからといって立派でもない。
旅をしていると多くの旅人と出会うが他人と比較してもしょうがないし
結局は旅なんて自己満足。
自分は自分。それでいい。
そんな事よりも今は銭湯に入りたい。そして日本の祭りに行きたい。
もとより日本の古い文化が好きだったがその想いは世界に出てより大きくなった。
そんな想いを胸に明日いよいよ日本へ帰国する。
ゆっくり過ごせるのも今日一日のみ。
滞在最終日に相応しい快晴だった。
ただ目的は何も残っていなかった。
行っていない観光地や店などはたくさんあるが
どうしても行きたいと思える場所が見当たらなかったと言った方が自然か。
何も考えずに街をいつもの様に歩く。
すると一つの建物が目に入った。
どうやらここはオペラの劇場の様だった。
こんな外見で旅の最終日にオペラを観るなんて何とも滑稽だ。
滑稽で結構。
思い立ったらすぐに劇場の中に入っていた。
とりあえずオペラ最安チケットを購入。
(もちろん舞台からは一番遠い場所だが。。。)
500フォリント。(約200円)安過ぎる!
開演までは時間があるので
とりあえずチェリーを貪り食う。
このボリュームで200フォリント(約80円)
19:00の開演に間に合う様にオペラ劇場へ向かった。入り口には大勢の人だかりができていた。
館内へ入るとそれだけで200円以上の価値はあるであろう豪華な内装。
時間通りにオペラは始まった。
さすが最安値。
席は最上階の隅の方。
生演奏は耳で聞こえるものの
柱が邪魔でほぼステージは観る事は出来ない。
そしてもちろん言葉もハンガリー語の為、サッパリ何を言っているのかわからない。。。
演目を確認せずチケットを購入したのだが
奇しくも日本が舞台のオペラだった。
チラッと
日の丸の旗や着物を着ている出演者が
時折見えたりするが
言語がわからないし
ステージも見えないとくれば
生演奏はまるで子守唄。
30分もすれば夢の世界へ・・・zzz
1時間経過した時に休憩時間に入る。
さすがにこのまま3時間全部を観るのは時間の無駄だと思い
一人帰り支度をし、
外へタバコを吸いに外に出た。
そこでまさかの出来事が・・・
同じく休憩時間にタバコを吸いに外に出て来た
少年を連れた一人のハンガリー人の女性が話し掛けてきた。
女性「チケットを持っているの??」
べる「持っているけど、全く舞台が見えないし、言語も理解出来ないから帰るところ。」
すると女性は言った。
女性「フリーチケットが余っているから私達について来なさいよ。」
よくわからなかったが、
せっかくの誘いだったので言われるがままついて行った。
そこはまさかの
一階席の前から2列目。
チケット価格としてはかなり高額の席だった。
生演奏もこの距離。

彼女の名前はカティカ。
ラッキーにもほどがある。
“棚から牡丹餅”とはまさにこの事。
結局、言語は理解出来なかったが、
特等席で鑑賞したオペラは素晴らしかった。
カティカが近くの美容室で働いているらしくオペラ帰りにお店に遊びに行った。
その後、お店の従業員や友達と飲みに行くから一緒においでと誘ってくれたので便乗。
地元の人々がたくさん訪れるクラブや屋外のビアガーデンの様な場所に行き
皆、親切で楽しかったのだが
さすがに明日の早朝に帰国と言う事もあって
これに乗り遅れると出費がデカ過ぎて笑えないので
程々に宿に帰る事にした。
こうして最終日までも人との出会いに恵まれこの旅、
最後まで世界中の人々に助けられた。
最終日に相応しい夜だった。
夜中、宿へ帰って来て皆が寝静まっている中、
腹が減ったのでこっそり自炊。
作る物は昨日の残り物。残り物。
されどフォアグラ☆
最初は美味いフォアグラでもやはり大量はキツイ。
結局深夜、一人で悶絶。
そんな最後の最期の晩餐。
ネット環境が追いつかず
現在5ヶ月遅れ!笑
それでもどんなに遅れようが毎日の出来事を更新しています。
2012.5.30 いつか迎える時が今訪れようとしている。
この1年を超える旅に終止符を打とうとしていた。
旅をしていると多くの旅人と出会うが他人と比較してもしょうがないし
結局は旅なんて自己満足。
自分は自分。それでいい。
そんな事よりも今は銭湯に入りたい。そして日本の祭りに行きたい。
もとより日本の古い文化が好きだったがその想いは世界に出てより大きくなった。
そんな想いを胸に明日いよいよ日本へ帰国する。
ゆっくり過ごせるのも今日一日のみ。
滞在最終日に相応しい快晴だった。
ただ目的は何も残っていなかった。
行っていない観光地や店などはたくさんあるが
どうしても行きたいと思える場所が見当たらなかったと言った方が自然か。
何も考えずに街をいつもの様に歩く。
すると一つの建物が目に入った。
どうやらここはオペラの劇場の様だった。
こんな外見で旅の最終日にオペラを観るなんて何とも滑稽だ。
滑稽で結構。
思い立ったらすぐに劇場の中に入っていた。
とりあえずオペラ最安チケットを購入。
(もちろん舞台からは一番遠い場所だが。。。)
500フォリント。(約200円)安過ぎる!
開演までは時間があるので
とりあえずチェリーを貪り食う。
このボリュームで200フォリント(約80円)
19:00の開演に間に合う様にオペラ劇場へ向かった。入り口には大勢の人だかりができていた。
館内へ入るとそれだけで200円以上の価値はあるであろう豪華な内装。
時間通りにオペラは始まった。
さすが最安値。
席は最上階の隅の方。
生演奏は耳で聞こえるものの
柱が邪魔でほぼステージは観る事は出来ない。
そしてもちろん言葉もハンガリー語の為、サッパリ何を言っているのかわからない。。。
演目を確認せずチケットを購入したのだが
奇しくも日本が舞台のオペラだった。
チラッと
日の丸の旗や着物を着ている出演者が
時折見えたりするが
言語がわからないし
ステージも見えないとくれば
生演奏はまるで子守唄。
30分もすれば夢の世界へ・・・zzz
1時間経過した時に休憩時間に入る。
さすがにこのまま3時間全部を観るのは時間の無駄だと思い
一人帰り支度をし、
外へタバコを吸いに外に出た。
そこでまさかの出来事が・・・
同じく休憩時間にタバコを吸いに外に出て来た
少年を連れた一人のハンガリー人の女性が話し掛けてきた。
女性「チケットを持っているの??」
べる「持っているけど、全く舞台が見えないし、言語も理解出来ないから帰るところ。」
すると女性は言った。
女性「フリーチケットが余っているから私達について来なさいよ。」
よくわからなかったが、
せっかくの誘いだったので言われるがままついて行った。
そこはまさかの
一階席の前から2列目。
チケット価格としてはかなり高額の席だった。
生演奏もこの距離。

彼女の名前はカティカ。
ラッキーにもほどがある。
“棚から牡丹餅”とはまさにこの事。
結局、言語は理解出来なかったが、
特等席で鑑賞したオペラは素晴らしかった。
カティカが近くの美容室で働いているらしくオペラ帰りにお店に遊びに行った。
その後、お店の従業員や友達と飲みに行くから一緒においでと誘ってくれたので便乗。
地元の人々がたくさん訪れるクラブや屋外のビアガーデンの様な場所に行き
皆、親切で楽しかったのだが
さすがに明日の早朝に帰国と言う事もあって
これに乗り遅れると出費がデカ過ぎて笑えないので
程々に宿に帰る事にした。
こうして最終日までも人との出会いに恵まれこの旅、
最後まで世界中の人々に助けられた。
最終日に相応しい夜だった。
夜中、宿へ帰って来て皆が寝静まっている中、
腹が減ったのでこっそり自炊。
作る物は昨日の残り物。残り物。
されどフォアグラ☆
最初は美味いフォアグラでもやはり大量はキツイ。
結局深夜、一人で悶絶。
そんな最後の最期の晩餐。