2012.3.12 謎の土地チェストホバ | 『 べる のフーテン奇行 』

2012.3.12 謎の土地チェストホバ


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現在3ヶ月遅れ!笑


それでもどんなに遅れようが毎日の出来事を更新しています。


今日もふらふらぁ~っと


「べる(BER)のフーテン奇行」


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2012.3.12 謎の土地チェストホバ


本来ならこのクラコフの土地を
あと1日2日のんびり観光して
次の国へ向けて出国するつもりだった。

しかし、ここ最近、何かが足りない様な気がする。


きっと
一人での行動が続いていたり
この厳しい冬のシーズン的なものが多きいのであろうが

何かが欠けていた。


簡素な朝食を食べながら窓の外を見てボーッと考えていた。


そして
一つの答えに辿り着く。


ここ最近訪れている土地は
ガイドブックにも載っている様な当たり前の土地ばかりだった。


ただもちろんそういった場所の方が
確実に観光客が喜ぶ要素はたくさんあるし、
宿泊施設、移動や情報においても何かと便利だ。



有名な街になると日本人やアジア人も街で頻繁に見かける。



何もわからない、
未知なる刺激ワクワク感を求めているのだろうか。



宿泊者やスタッフといろいろ話していると
一つの場所が浮かび上がった。


それはチェストホバという
クラコフから2、3時間で行ける中規模の都市。
日帰りでも行けるくらいの距離だ。


クラコフの観光は明日にして
急遽たいした情報もないままそこへ行ってみることにした。






列車に乗り

少し離れると車窓風景ものどかな田園風景へと変わる。




チェストホバに到着。

一見、特にこれといって何もない中規模の都会だったが
全く日本人はもちろんアジア人すらいないこの場所
に魅力を感じた。


とりあえず
小洒落たカフェでオススメのホットチョコレートを注文するも
甘すぎて飲みきれず…。


少し散策していると
大通りの先に存在感のあるカテドラルが目の前に現れた。


聞くところによると
街は第二次世界大戦で被害はあったがこの教会は被害を受けることなく守られたらしい。
そういった逸話は信仰心の高い人間の心を更に高揚させる。





中では合格祈願の様な感じなのか
学生が大勢お祈りをしていた。



立派なパイプオルガン






凄い数










程よい宗教色のステンドグラス









独特のタッチで描かれたキリスト




想像以上に素晴らしい立派なカテドラルだった。



肝心の宿だが
やはりそこまで有名な観光地という訳ではない為
安宿は見付かりにくい。

ホテルはあるのだが
やはり高めの相場なので


情報を集めていると一つの宿が見付かる。



今晩の宿は

28ズロチ(約700)でドミトリーがある

教会が運営するホステルに宿泊することにした。


一見怪しい場所だったが
中身もやや怪しい。

ホテルの様な中身だが
要所要所にカトリックの肖像画が飾られている。


礼拝シーズンではない為か
宿泊者も少なく、ドミトリーの価格で実質プライベートルーム。


しかも何だか面白い部屋。

コクヨでありそうなデスク付きベッド


そしてもちろん


壁にはガッツリイエス様。


仏教徒で無神論者なのにいいのかしらと思いながら



のんびり過ごした。



案の定。
妙に落ち着かない。