2012.2.10 フィレンツェから向かうは・・・念願の・・・
現在ヨーロッパに突入中~
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それでもどんなに遅れようが毎日の出来事を更新しています。
今日もふらふらぁ~っと
「べる(BER)のフーテン奇行」
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2012.2.10 フィレンツェから向かうは・・・念願の・・・
今日のフィレンツェは曇。
そしてかなり肌寒い。
風が強く、東京の2月の冬を感じさせる天候だ。
夜にはヴェネツィアに着いておきたいので
夕方まで観光することにした。
それにしても
この風のきつい冬の寒さは嫌だ。
花の都フィレンツェという言葉からは程遠い気候。
どの位寒いかって
やはりイタリアには暖かい時に訪れるべき場所なのかもしれない。
最初に訪れた場所。
ミケランジェロといえば・・・
と言うべき
アイツを見に来た。
ほぼ、開館と同時に入場したので
ダビデ像と一対一。意外と大きいな。
それにしても
裸の石像と一対一もな。笑皆が上を眺めている中、
フィレンツェの景色や気候はきっと暖かい方がいいのだろうけど、
訪れた事に後悔はなかった。
それほど貴重なものを見れたような気がする。
その後、列車に乗り
世界でも訪れてみたかったベスト3に入る場所
ヴェニス(ヴェネツィア)に向かう。
しかしどうやら雪の影響で列車が遅れているらしい。。。
20分遅れ。
それにしても訪れる前の
このワクワク感は今までにない感じだ。
列車は2時間かけてヴェネツィア(ヴェニス)に向かった。
着いたのは18時。
辺りは暗くなり始めた頃で
海沿いの為、寒さも急ぎ宿を探す。
今更だが
なぜこんな時期にイタリア!?
と思う人も多いだろう。
もちろん旅の動きから今の時期になってしまったのもあるが
暖かい方が良いのはわかっている。
これには訳があった。
一年でもこの寒い時期に
ヴェネツィアのカーニバルが行われるからだ。
しかもどうやら、明日が初日らしい。
今回は我ながら完璧なタイミングで訪れた。
頑張ったらワシだって計画出来るじゃないか!
しかし、その自画自賛も束の間。。。
ここから大変な思いをする事になる。
それは・・・宿泊場所。
ものの見事にどこも満室。
空き部屋があっても払えないほどの金額。
真冬のヴェネツィアで野宿もきついし・・・
辺りはみるみる暗くなっていった。
困っていると一人のイタリア人女性が助けてくれた。
彼女の名前はマルティーナ
彼女は今年の秋から日本に住むそうだ。
だから日本語も少し話せる。
彼女が母国語のイタリア語で宿探しを手伝ってくれた。
しかしながら大半の安宿は予約で満室。
しばらく歩いていると一軒のホテルに辿り着く。
だがそこも満室。
しかしオバチャンが親切に他のホテルに連絡をとってくれ
何と奇跡的な料金で奇跡的な宿に泊まることが出来る事になった。
それはなんと・・・
シングルルーム。
25ユーロ(約2,500円)
安宿ばかりに泊まっていた自分にとっての25ユーロという価格は
高すぎるが、このヴェニス。
イタリアでも一年中観光客が絶えないという事から、
イタリアで一番宿代が高いらしい
ドミトリーでも20ユーロ近くの値段がする
ドミトリーでも20ユーロ近くの値段がする
そんな時でカーニバルの前日に
25ユーロで3つ星☆☆☆ホテルのシングルルーム。
マルティーナ様~~~~。
完全に彼女が女神に見えた。
今日は時間が遅いので
幸運にも明日、
ヴェネツィアの街を案内してくれる事になった。
しかし、ながら内心不安でいっぱいだった。。。
こんなうまい話があって良いのか・・・
都合良過ぎるんじゃないか・・・
もしかして・・・どこかに連れて行かれて・・・
なんて
嬉しさが募れば募るほどその反面、、、
見えない不安は募ってゆく。。。
もしかして後でガイド代を高額請求されるのか・・・?
それともイタリアンといえばマフィア!?そんな場所に連れて行かれるんじゃないか?
お金は持っていない。
自分は貧乏長期旅行者だという事を猛プッシュ。
君は初めて会った人に対して優しすぎるんじゃないのか!?
良くしてくれる人を極力疑いたくないし
そんな人に対してこんな事を聞くのも失礼極まりない。
さすがに何かあってからでは遅い!!!
正直に自分の気持ちを伝え確認しておいた。
すると彼女は言った。
まぁよくよく考えてみればそうだ。
周りを見渡せば観光客はたくさんいる。
それに日本人の旅行者の多さ。
おそらく学生の冬休みだろう。
少し歩けば日本人に巡り合うほど日本人が多い。
そんな時に、
わざわざこんな意味不明で金も持ってなさそうな妖しい日本人から金を取ろうとは思わないだろう。笑
という訳で、ご好意に甘え、
明日、ヴェネツィアの街を案内してくれる事になった。
ってか
ホテル。
深夜、祭りの前日の静かなヴェネツィアのホテルの一室では
久々のホテルで
30過ぎのいい歳こいた大人が
一人でベットで飛び跳ねていた。笑