2011.12.5 そんなに激しく身体を責めないで！！！

現在ヨーロッパに突入中～

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それでもどんなに遅れようが毎日の出来事を更新しています。

今日もふらふらぁ～っと

「べる(BER)のフーテン奇行」

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2011.12.5　そんなに激しく身体を責めないで！！！

ずっと行きたかった。

イスタンブールから出国目前まで我慢した。

それはトルコ風呂。

ややトルコ風呂と言われると卑猥に聞こえる方もいるかもしれないが

そうではない。

ご存知の方もいるとは思う。

これはハマムといって

簡単に言うと

洗体＋アカスリ＋マッサージ

の浴場だ。

そういうと尚、卑猥に聞こえるかもしれないが、

自分の身体を洗ってくれるのは

“おっさん”

この日の為に、

前回の温泉以降、

シャワーを浴びていません。

さぞ面白いほど垢がでるだろう。。。ぐひっひひひっ。

ここは伝統的なハマム。

１４７５年！？から続いている老舗中の老舗ハマム

コースはいろいろあるのだが、せっかく来たんだし

値は張るが

フルコースに挑戦してみることにした。

ここからはもちろん撮影禁止。

あなたの想像力をフルに活かして楽しんで下さい。

まず始めに



更衣室でタオル一枚になり

サウナに入る。

じっと我慢。

全身にたれ流れるほどの汗をかいて、垢が浮き出た頃に

八角形の広い台の上、寝そべる。

おっさん登場！！

５０歳前後。

意地悪そうな悪人面のおっさん。

割腹のいい腹に

タオル一枚腰に巻いて登場！！
「おぉ･･･」

と、うろたえているのも束の間、

パチーンッ！！

とケツを叩かれ洗い場へ連れて行かれる。

そして無理矢理に自分の身体をグイッと押し下げ

洗い場に腰を下ろさせる。
･･･おぉ･･･ドＳだなこの親父･･･

と思った瞬間

桶を使い

何度も何度も勢いよく湯をかけてくる。

溺れるわ！

っていう位、湯を浴びせられる。

すると、いきなり

アカスリを始める。

かなりの強さで擦るから

面白いほどアカが出る！！
「どうだっ！！」

っとわたくしがニヒルな笑みを浮かべて

おっさんを見上げるが

おっさんは慣れているのか無表情･･･

「･･･おぉ･･･そうか･･･」

そして

全身のアカスリが終わったところで、

パチーンッ！！

と、悪人面したおっさんは

お尻を再度スパンキング！！

垢をサッと洗い流し

今度は特殊なタオルの様な物に泡をしみ込ませ

フーッと息をかけて膨らます。

そして

身体に泡を塗りつけ

おじさんが
全身を洗い上げてくれる。

もちろん頭髪も石鹸の泡。

シャンプーなどという選択肢はない。

ここまで

全身をおっさんに洗ってもらうとは･･･

そしてまた何度も何度も桶の湯をかけて

洗い流す。

すると今度は急にマッサージが始まる。

タイマッサージの様に

急に捻るもんだからボキボキ体中が鳴る。

「いでぇ！！」
「あ”う”ぅぅうぅ～～」
「い”！！！！！」

しかし強引だな･･･

もう少し丁寧に出来ないものかと思っていると

パチーンッ！！

とスパンキング！！！

中央にある八角形の台に寝そべり、

股間だけはタオルで隠し、

うつ伏せ、

仰向け、

と交互に

悪人顔のおっさんの

激しいマッサージと

時に優しい泡プレー

を手際よく繰り返し

「どうだ。気持ちいいだろう！？」

と言わんばかりのニヒルな表情で

悪人顔のおっさんはコチラを見る。

そしてまたしても

パチーンッ！！！っと
スパンキング！！！！

そして洗い場に連れて行き

全身の泡を

またしても桶を使って

洗い流す。。。

そして言い放った言葉は、、、

おっさん「コレで終わりだ。後は、プールとシャワーを浴びろ。」
おっさん「あと、バクシーシ(チップ)もヨロシク。」

と当たり前の様に言い放ち

風呂場から去っていった･･･

確かに気持ちよかったのだが

あまりにも強引過ぎて何が何だかわからないまま終わってしまった･･･

その後、

おっさんの言う通り、

洞窟の形をしたプールに行くが
水が臭く

サッと泳いで

もう一度サウナに入り、

八角形の台の上で

広々とヨガをして

シャワーで再度洗い流す。

何だったんだろ･･･

そしてワシはトルコに来て何やってんだろ･･･という空しさが残る。

のぼせた身体で風呂からあがると

違うおっさんが来て

身体と頭にタオルを巻いてくれる。
ほぉ～～～。
これはいいね。

そして風呂上りに飲むのが～～～･･･

ＧＡＺＯＺ(ガゾズ)！！！！！
がなかったのでぇ～～～～
ＳＩＲＭＡ(シルマ)！！！！！

ジャケ買いしたんだけど

これは失敗･･･

ただの無味の炭酸水でした･･･

だから～～～

無難に～～～
チャイ！！！！

ほっと一息付いてると

悪人顔、

いや悪魔顔のおっさんが

ニヒルな笑みを浮かべこちらを見ている。

しゃあなくチップを渡すのだが

ちょっと希望とは違ったので、チップは少なめ。

悪魔のおっさんは

チップを握り締め、そそくさと外へ出かけて行った･･･

これは後からわかったことだが

“おっさん”には２パターン存在し、

ゆっくり丁寧に洗ってくれるおっさんと

激しく手際よく洗ってくれるおっさんが存在する。

所詮、おっさんに身体を洗ってもらうんだから

優しくても激しくても聞こえは悪い。

でもどちらかというと、優しく丁寧に洗ってくれるおっさんを指名したかった･･･

ただ、単発の旅行者としては

確実に激しいおっさんの方がオモロイけどな！！笑

オモロイよ！！
ハマム！！