まず最初に
私は「風俗」という職業に対して何の偏見もありません。

需要と供給の中で
お互いが納得してる世界だと思うし
何より
この職種がなければ日本の性犯罪はもっと多いんじゃないかな?と思うから。

とはいえ…
娘がこの仕事に就くとなると
またそれは別の話しになるけど口笛

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私が働いていたホテルは名目は「ビジネスホテル」だったので
対面カウンターとなっていました。

先日にも書いた通り
【風俗とラブホ】しかない町なので
(それはちょっと大袈裟か泣き笑い)
お客様は限りなく100%に近い割合で
「風俗嬢とそのお客さん」でした。


これから書くことは本当だったらいけない事だと思うけど…
もう10年以上も前の話だから良いでしょうキメてる


うちのホテルを主に利用してくださっていたお店は確か15店舗ほど。
その15店舗の中で
1日に何組使っていただけるかで1時間当たりのルーム代や優先度が違いました。

風俗店にも書き入れ時があって
世間一般的にお給料日が多い25日や31日。
週末や年末。
あとは20時〜23時。

うちのホテルのお客様だったお店は
「ホテルヘルス」といって
お客さんがお店に足を運びパネルで女の子を選んだ後
2人でお店を出て近隣のホテルへ行く。
というのが流れなので
この書き入れ時に確実に部屋を抑えないと
女の子もお客さんも路頭に迷うわけですね。笑

各店舗は予め
「うちは1日に○組は確実に送るので部屋は必ず抑えててください」
とか
「正規で払う代わりにその都度電話するので出来るだけ抑えてほしいです」
とか
「プレイスタイル上、広い部屋を抑えてほしいです」
など
お店によってそれぞれ希望することが違ったので
私達ホテル側はフロント内にあるモニターと睨めっこしながら
テトリスのように次々にお客様を捌いていくという感じでした。笑

(⬇️Facebookにあげてた写真探してきた笑)



黄色が休憩利用
赤が泊まり利用
緑が清掃中
701は予約止め

画面に貼ってる透明のシールは
店舗名が書いてあります。


いや〜懐かしい。笑

気づいた人いるかな…
これ、深夜1時。
そんな時間に休憩利用が39組!!笑
(多分週末だったのかな)


毎日朝の5時にレジを締めていたんだけど
週末や年末は1日に500組〜550組の利用がありました。


ルーム代はお客さんが払う場合や
お店から女の子が預かってくる場合もありました。

ホテルに入ってくると女の子が
「○○です」と店舗名を言ってくれるので
利用時間を聞いて会計を済ませてもらいルームキーを渡す。

例えば60分だったら
お客さんは「60分コース」で女の子を指名しているので
5分過ぎたら問答無用でフロントからお部屋に内線電話をします。笑
(そうしないと部屋が回らない。笑)


表向き、私達は「ホテルのスタッフ」だけど
毎朝「今日も1日宜しくお願いします!」と各店舗から朝の挨拶電話があったので
かなり密だったな〜と思うゲラゲラ


毎日フロントに入ってると
各店舗の女の子の名前も自然と覚えてきて
近くのコンビニでばったり会うと
「あ!ホテルのお姉さん!!」と話しかけてくれて仲良くなったりもしました指差し

そうなるとやっぱり私も人間なので
広いお部屋に案内してあげようってなったりもして照れ


時には
お客さんがカメラを仕掛けているのを女の子が気づいて
フロントに無言の内線電話がかかってくるなんて事もありました。

そういう時はほぼ「何かあった」時なので
男性スタッフが部屋に向かう間に
店舗に連絡をして店舗のスタッフが駆けつける
なんて事もよくありました。


お客さんとはいえ男と女。
密室に入った途端に豹変する人もいたりして
下着姿の女の子が泣き叫びながら部屋から飛び出してきた。なんて事もあったなぁショック


当時は近隣ホテルの中でうちのホテルが飛ぶ鳥を落とす勢いだったので
兎我野町の有名どころの店舗はほぼうちを利用してくれていて
私はどんどん「業界」に詳しくなって。笑


ある日なんて出勤の為に歩いてると
「○○ホテルのお姉さんですよね?」と話しかけられて
「こういう系の子が好みやねんけどどのお店行けば分からんから良かったらお勧め教えてほしい」
ってゲラゲラ

私は風俗雑誌か!!と思いながらも
ちゃんとお勧め店舗と女の子の名前まで教えてあげた私。笑


今回は働いていたホテルのお話でしたウインク
次回はもっと踏み込んで「女の子達」のお話にしようと思います!!!笑


読んでくださってありがとうございました爆笑