マリーアントワネットの首飾り ---The Affair of the Necklace | Beautiful Days

マリーアントワネットの首飾り ---The Affair of the Necklace



高貴な家に生まれたことを誇りに、奪われた家を取り戻そうとするジャンヌの陰謀を描いた映画。フランス史に残る大事件、「首飾り事件」をベースにした作品。

題材と邦題と雰囲気に惹かれて気になってた映画。が、もののみごとに裏切られた!オープニングはいい感じだった(ような気がした)のに、全てを奪われたジャンヌの苦悩を描きもせず、次の瞬間には"華やかに成長"しててまずびっくり。伯爵と結婚しちゃってるし・・・。全体的には、一貫して心理描写が雑で、説得力がなかった。ジャンヌの家名に対する執念や、彼女を陰謀に駆り立てた経緯が淡々と、とんとんと進みすぎていて、主人公に感情移入できなかった。ジャンヌが処罰された場面から突然アントワネットの処刑にすすむラストの展開は、????結局最後まで、どういう映画にしたかったのかがわからなかった。こんなに大雑把なストーリー展開じゃ、歴史上の大事件も、お金かかった衣装も映像も台無し。というかそもそもヒラリー・スワンクはミスキャスト!由緒正しいフランス貴族の血をひいてるようにはどうしても見えなかった。ハリウッド映画だから仕方ない部分はあるとしても、もっと妖艶で計算高いオーラをもつ美人はたくさんいるのに。
っていうか、ジャンヌ・ヴァロワって、本当の出自は平民だったんじゃなかったっけ・・・ どっちだっけ・・・