きみに読む物語 ---THE NOTEBOOK | Beautiful Days

きみに読む物語 ---THE NOTEBOOK

監*ニック・カサヴェテス
出*ライアン・ゴズリング
  レイチェル・マクアダムス
原*ニコラス・スパークス『THE NOTEBOOK』

配給*GAGA  公式HP

とある療養施設にいる、老人性痴呆で思い出を失ってしまったひとりの老婦人のもとへ通う男がいる。手には彼女に読み聞かせるための1冊の本。それは、1940年代アメリカ南部の小さな町の、ある夏の恋の物語。

何もかも投げ出してかまわない。そう思えるような恋をしてしまった二人の話。材木置き場で働くノアの住む田舎町に、夏の間だけやって来る大金持ちの娘アリー。
身分違いの恋、親の反対、夏の終わりとともに訪れる別れ。アリーはその夏を思い出に変え、新しい恋もするのだけれど、結婚を前におとずれた思い出の町で、ふたりはもう一度、あの夏の恋を思い出す。情熱は壁を乗り越えることが出来るのか。愛の力は奇跡を成し得るか。テーマや設定はものすごくありきたりで、何度も何度も使い古されたもの。若い二人の恋だって、見方によっては無節操で馬鹿馬鹿しく見えるかもしれない。「出口調査の満足度94%」のコピーにも、半信半疑で挑む。
だけどやられた。やられてしまった。きらきらする映像のうつくしさとレイチェル・マクアダムスの可愛らしさが、もう反則級。素晴らしい作品に仕上がってます。すっごい好きだこれ。貞操観念が足りないとか、ありきたりとか、アメリカ的とか、そんな批判は聞きたくありません。いいのそんなのどうでもいいの。『加速する純愛ブームの真打ち登場!』ってコピーは最低だけど、中身はよいです。おすすめです。恋がしたくなります。2月5日公開なので、もう是非是非。

<12月14日/ヤクルトホール>