最近読んだ本にかかれてあった一節。

どんなに謙虚な人でも、前に出ない人でも、自分が一番という思いがある。

その思いが他の生命の尊厳を脅かす。

人間は偉いと他の生き物の命を都合で脅かしたり、私は優れていると他の人を見下したり、尊厳を傷つけたりする。


この思いは普通どんな人の心の中にもあるのだ。

自分がそう思っていることを認めることも出来ない(そうではないと言い切る)、また認め開き直ってしまう(これは自分大好きな人)。


そうして他人を傷つけ、気が付かない。

自分が一番という密かな思いを捨てよ。

それが自分の人生を豊かなものにする。
自分は優れている。
自分のやっている仕事は価値が高い。

という、確固たる根拠がなく、絶対的に正しくない思い込み程人生に邪魔なものはない。
夏の終わりから体調を崩していた叔母がかなり具合が悪い。

病院嫌いの叔母は、幸いにも大きな病気もせず80歳近くまで元気にしていたが急に具合が悪くなった。

予言の様に

「来年くらいまでしか生きられないと思う」

と言ったのが、ほんの一ヶ月前。


もしかすると「来年まで」もが危うい状態に。



人間は必ず死ぬ。


誰だって、突然の事故でなんの前触れも無く死ぬこともある。


「死」が恐ろしいのは、死に向かう体に起こる変化、壊れていく体に起こる変化


「痛み」や「苦しみ」に対する恐怖。


そして、


自分が存在しなくなる恐怖


「暗黒」に陥り閉じ込められるようなイメージの恐怖


誰もに平等に訪れる死を穏やかに受容するために

何を心がければいいのだろう。

家族が自分の死を目前にした時、周りの人々は

何を心がければいいのだろう。