静岡おでん再び
静岡が誇るB級グルメといえば、「静岡おでん」で決まりである。
いや、別におでんがB級というわけではないんだが、静岡のおでんにB級ムードがプンプンと漂っているのだ。
その筆頭といえるのが「青葉おでん街」か。
何せご覧のように怪しいのだ……
これじゃまるで温泉街のおピンクゾーンである。
ちなみに青葉おでん街の歴史は戦後に遡る。
一時は200台もの屋台が軒を連ねており、その様はFIFAランキング1位のスペイン同様“無敵艦隊”と呼ばれていたほど圧巻だったという。
昭和32年の都市開発で多くの屋台は姿を消したが、その一部が「青葉おでん街」移転して、今もその灯りを守っているというわけだ。
といった解説をしていてなんだが、今回は青葉おでん街ではなく、静岡おでんの名店と噂の高い「こばやし」へと。
こちらのお店も昭和30年代に創業した老舗。
店内はカウンター席と座敷席があるが、座敷席の方が妙に落ち着く。
簡易な感じが良いです。
といったわけで、「静岡おでん」をいただいてみる。
うむ、旨そうだ!
「こんにゃく」
「すじ」
「厚揚げ」
そして、静岡おでんの代名詞ともいえる「黒はんぺん」
イワシやサバを骨ごと砕いてすり身にするので、黒っぽい色となる。
静岡ではんぺんといえば、言わずもがな、黒はんぺんのことを指すのだ。
黒いのははんぺんだけではない。
スープもこれがもーーってくらいに真っ黒なのだ。
こんな黒いスープにおでんをいれて大丈夫なのだろうか、と不安になるくらいに黒い。
なにせ継ぎ足し継ぎ足しで何十年も使われているのだ。
しかも、原料には牛すじが入っていたりして、日々黒さが増していく、という話だ。
よって、静岡おでんを食べるときにはすじと黒はんぺんは欠かせない。
ちなみにおでんには青のりとダシ粉をかけるのが流儀。
ダシ粉はサバやイワシの魚粉からできている。
ま、早い話、この粉がなければ静岡おでんとはいえない。
おでんの調味料といえば和辛子がメジャーだが、真っ黒スープに浸かったこのおでんにはダシ粉がよく似合う。
富士宮焼きそばにつけナポリタンに静岡おでん。
静岡県はB級グルメの有力物件にあふれている!
「こばやし」
静岡県静岡市葵区紺屋町5-1
054-252-4932
17:00~22:00
定休:日曜
いや、別におでんがB級というわけではないんだが、静岡のおでんにB級ムードがプンプンと漂っているのだ。
その筆頭といえるのが「青葉おでん街」か。
何せご覧のように怪しいのだ……
これじゃまるで温泉街のおピンクゾーンである。
ちなみに青葉おでん街の歴史は戦後に遡る。
一時は200台もの屋台が軒を連ねており、その様はFIFAランキング1位のスペイン同様“無敵艦隊”と呼ばれていたほど圧巻だったという。
昭和32年の都市開発で多くの屋台は姿を消したが、その一部が「青葉おでん街」移転して、今もその灯りを守っているというわけだ。
といった解説をしていてなんだが、今回は青葉おでん街ではなく、静岡おでんの名店と噂の高い「こばやし」へと。
こちらのお店も昭和30年代に創業した老舗。
店内はカウンター席と座敷席があるが、座敷席の方が妙に落ち着く。
簡易な感じが良いです。
といったわけで、「静岡おでん」をいただいてみる。
うむ、旨そうだ!
「こんにゃく」
「すじ」
「厚揚げ」
そして、静岡おでんの代名詞ともいえる「黒はんぺん」
イワシやサバを骨ごと砕いてすり身にするので、黒っぽい色となる。
静岡ではんぺんといえば、言わずもがな、黒はんぺんのことを指すのだ。
黒いのははんぺんだけではない。
スープもこれがもーーってくらいに真っ黒なのだ。
こんな黒いスープにおでんをいれて大丈夫なのだろうか、と不安になるくらいに黒い。
なにせ継ぎ足し継ぎ足しで何十年も使われているのだ。
しかも、原料には牛すじが入っていたりして、日々黒さが増していく、という話だ。
よって、静岡おでんを食べるときにはすじと黒はんぺんは欠かせない。
ちなみにおでんには青のりとダシ粉をかけるのが流儀。
ダシ粉はサバやイワシの魚粉からできている。
ま、早い話、この粉がなければ静岡おでんとはいえない。
おでんの調味料といえば和辛子がメジャーだが、真っ黒スープに浸かったこのおでんにはダシ粉がよく似合う。
富士宮焼きそばにつけナポリタンに静岡おでん。
静岡県はB級グルメの有力物件にあふれている!
「こばやし」
静岡県静岡市葵区紺屋町5-1
054-252-4932
17:00~22:00
定休:日曜