離島訪問記その3 | びーすけHOME  オリックスとビーグルのページ

離島訪問記その3

前回に書いてから随分と時間が経ってしまったけど、3日目。

礼文島からは前日の夕方のフェリーで利尻島に移動。

礼文島から利尻島へは近くに見えているとおり、フェリーで45分で到着。


3日目も朝に起きたらあいにくの雨。老人は手軽に回ろうと定期観光バスを予約。
愚息は利尻富士に登山したかったようなんだが、天候不良により断念。それでも天気は回復の予報だと言って、レンタルバイクを借りに行った。

定期観光バスの1番目の下車地は姫沼。愚息の言うとおり雨は上がったのだが、雲は晴れず、沼の向こうに綺麗に見えるはずの利尻富士はさっぱり。沼の縁の売店の人の話では前日の朝イチだけ綺麗に見えていたとか。写真も見せてもらった。


次の下車地はオタトマリ沼。ここも利尻富士はさっぱり。

こんな感じで見えるはずらしい。

利尻島は利尻富士を中心に作られた火山島で、観光は島をぐるりと回って利尻富士の美しい姿をあらゆる角度から鑑賞するのがメインとなっている。

登山好きな人たちからは、利尻富士登山が大人気なんだが、私のような素人が登れる山ではない。(愚息は多少の経験者です。)

オタトマリ沼の売店はホタテが名物。売店小屋の中に3つほど店があって、その内の1店は写真のとおり丸まま焼いたもので500円。もう1店は紐なしのものが2個で800円(アスパラ付き)。両方を食べ比べてた見知らぬオッサンは紐付きの方が美味しいと言ってた。

利尻島は天敵がいなかったり狩猟禁止が徹底しているなどでウミネコの天下。同時に似たようなカモメやウミウもいっぱい。ウミネコは陸地に巣を作るのに対して、写真の岩の上に白く見えてるのはウミウの巣(多分)。

バスは島を一周するコースだけど、4分の3ほど進んだところで途中下車させてもらい、ラーメン屋へ。ここは数年前のミシュランに掲載された店。混まないか心配したけど、それほどでもなかった。隣に来た若者カップルが何様ですか?と言うような不愉快な喋りをしていたのが耳に入ってきたことを除けば快適。

昼食後は1日に何本かしかない路線バスで出発地のフェリーターミナルへ。まだまだ時間があるので、港の横の小山を上ることにした。

ペシ岬という所で、写真に見えてる一番テッペンを目指して上り始めたのだが。

テッペンの展望台から見た港。こうやって見てみると結構上がってる。それもそのはず、テッペン近くは結構な上り坂。おまけに風がやたら強くて飛ばされるのではないかと怖いほど。

岬の先の灯台。やっぱり沖縄とは海の色が違うなあ。

その後、愚息とも無事に合流できて、夕方の便で稚内に戻る。帰る頃になってやっと晴れてきて、利尻富士も何とか見えるようになった。

利尻島から稚内まではフェリーで1時間40分ほどかかるので、夕食も遅くなってしまった。せっかく北海道にきたのだからジンギスカンを食べなければ。1軒めは満席で、次を探したら居酒屋しかない。運転もあるので、飲まないのに居酒屋へ。お客さんもそれほど多いとは見えなかったけど、店員さんの人材不足のようで給仕に時間がかかった。追加も考えたけれども、なんか申し訳なくて注文できなかった。

ジンギスカン自体は美味しかったよ。こちらで食べるとあまり美味しくないのは何故だろう?


続く