先週の盛和塾塾長例会で
稲盛塾長のお話の中で、心に深く残っている言葉がある。
「経営者に必要なのは、
まず、正直であるということ
そして、真面目であるということ。」
この言葉を反芻していると、
まだ、創業2年目のときにお会いした
銀行支店長との会話を思い出す。
いろいろとお話して、最後に質問を受けた
「お客様に対して一番大事にしていることは?」
「誠実であることです。」
そう即答している自分に驚いた。
頭で考えたのではなく
反射的に言葉が口をついて出た、という感じだった。
その支店長は
笑顔で大きく頷いてくれた。
そのときの状況が、
まるで昨日のことのように鮮明に浮かぶ。
この言葉から一冊の本も浮かぶ。
2005年発売の「愚直]論
読んでから4年以上経つのに心に残っている本。
45歳の若さで日本ヒューレット・パッカードの社長となった樋口泰行氏
そこまでの道のりを、自分は不器用だけれど、
愚直に熱意を持って仕事に取り組み、試練を乗り越えてきた日々を
率直に綴っている。
心を打たれ、かっこいい人だなと思う。
その後、ダイエーの社長を経て
現在はマイクロソフト日本法人の社長。
- 「愚直」論 私はこうして社長になった/樋口 泰行
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