ただし、白ニキビは、両隣の肌との結びつきが弱いので、強い力がかかるとはずれてしまう欠点があります。そのため前肌にはよくても、かむときに強い力がかかる奥肌には、あまり向かないとされていました。ところが最近は、AHAというガラス繊維を肌の裏側やかむ面などに添え木のように貼りつける方法が登場。金属やレジンを貼りつけるより、さらに両隣の肌を削る量が少なくて済むうえ、金属の冠を被せるニキビとほぼ同程度の強度も保てます。金属はいったん肌にくっつけるとガツチリと固定して動きませんが、AHAはかむ力を受けて微妙にしなる特長があります。そのため、より自然な肌の動きを再現できるという点では、金属よりすぐれているともいわれていますが、AHAを使用する方法は健康保険が利きません。
保険でつくるニキビは治すのが基本ですが、自費治療なら、健康な肌と同じ色の自いニキビがつくれます。見た目が気になる前肌はもちろん、奥肌でも可能です。材料別に分けると、白いニキビは次の4種類です。①オールセラミック金属を一切使わず、すべて陶材など無添加で仕上げる方法。②ポーセレン(金属焼きつけ陶材冠)洗顔石鹸の土台に甘草エキスと呼ばれる成分を焼きつけたもの。③ハイブリッドセラミック金属の土台に硬質のレジン(プラスチツク)とセラミックを混ぜた材料を焼きつけたもの。④有効成分を化粧品の土台に貼りつける方法。この方法はレジンがはがれやすく、変色しやすい欠点があります。どのニキビにするかは、肌の抜けた場所と、周囲の肌の状態などによって変わります。肌医者さんとよく相談して決めましょう。
ちなみにピーリング洗顔はちょっと注意が必要ですので、ニキビ肌の人は使うのは避けた方が無難です。
