「子作り」に向けて本格的に動き始めた2人。
レスを乗り越え、年齢差の壁を越えて、
目的達成のために歩みだした。
彼女のグイグイとくる異常な行動には、
少々引いていたが…。
それでも、待望の我が子を授かるために、
愛を育んだ。
だが一向に、彼女は妊娠しなかった。
彼女自身、妊活についで学んでいたから、
それに応じて対策をとっていた。
「タイミング法」ってあるじゃない?
排卵日を予測して、タイミングを測るやつ。
あの方法を取り入れてたんだ。
食事も「タンパク質を取るといいから」って事で魚やら納豆やら卵の量が増えていったな。
僕的には「牛食わせろ」って思ってたけどね。
敢えて何も言わず、出されたものを美味そうに食べる事に徹したよ。
ちょうどこの時かな。
タバコをやめて、お酒を控えるようになったのは。
夜更かしも極力控えるようにして、
早寝早起きの習慣も身につけた。
マカのサプリも毎日飲んでたよ。
彼女も葉酸サプリ飲んでたな。
これいつも飲んでいたのを覚えてる。↓
だけど、一向に妊娠の気配がなかったんだ。
これはさすがにおかしいと思い、
ついに2人で検査に向かう事にした。
彼女は超音波検査を、僕は精液検査を受けて、
お互い血液検査をした後に、結果を待った。
そこで医師に言われた一言が、
僕達を絶望へと突き落とした。
「自然妊娠の可能性は低いだろう」
僕達はあまりのショックに言葉が出なかったが、必死に言葉を振り絞って理由を聞いた。
すると、それぞれの問題が発覚したのだ。
彼女の問題は、卵管閉塞
卵管が狭くなってしまい、精子がうまく届かなくなってしまうやつだ。
幸い完全に閉じたわけじゃなかったものの、
かなり狭くなってたそうだ。
そして僕の問題は、精子無力症
精子の運動率が半分になり、前に進む力が弱くなるやつ。
原因は、年齢による衰えだった。
あとは日頃のストレスも関係していた。
普段から多忙で、妊活による負担も大きかったからね。
絶望的だった…。
もっと早く決断していれば、
こうはならなかったかもしれないのに。
過去の自分を恨んだよ。
だけど、いつまでも気落ちなんてしていられない。
僕達はなんとしてでも子供を授かるために、
決断した。
「体外受精」に挑む事を。
ここから2人の最大の試練が始まった。
次回に続く…